ケープ・セント・ジョージ (ミサイル巡洋艦)
ケープ・セント・ジョージ(USS Cape St. George, CG-71)は、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の25番艦。艦名は太平洋戦争においてアーレイ・バーク大佐率いる駆逐艦隊が1943年11月25日に日本海軍駆逐艦隊を打ち破ったセント・ジョージ岬沖海戦にちなむ。
ケープ・セント・ジョージ | |
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基本情報 | |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦種 | ミサイル巡洋艦 |
級名 | タイコンデロガ級 |
モットー | Always Victorious |
母港 | エバレット |
艦歴 | |
発注 | 1988年2月25日 |
起工 | 1990年11月19日 |
進水 | 1992年1月10日 |
就役 | 1993年6月13日 |
現況 | 就役中 |
要目 | |
満載排水量 | 9,460トン |
全長 | 172.46 m |
最大幅 | 16.76 m |
吃水 | 9.5 m |
機関 | COGAG方式 |
主機 | LM2500ガスタービンエンジン×4基 |
推進 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 86,000仏馬力 (63,000 kW) |
速力 | 30ノット (56 km/h; 35 mph) 以上 |
航続距離 | 6,000海里 (11,000 km) (20kt巡航時) |
乗員 | 358名 (士官33名) |
兵装 | |
搭載機 | SH-60B LAMPSヘリコプター×2機 |
FCS |
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C4ISTAR |
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レーダー |
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ソナー |
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電子戦・ 対抗手段 |
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艦歴
編集1990年11月19日にミシシッピ州パスカグーラのリットン・インガルス造船所で起工し、1992年1月10日進水、1993年6月12日に就役した。母港はバージニア州ノーフォーク。
2005年5月にケープ・セント・ジョージは紙の海図表に代わってデジタル海図 (Digital Nautical Charts, DNC) を航海管理システム (Voyage Management System, VMS) に使用する最初の軍艦となった。約12,000枚の海図表が29枚のコンピューター・ディスクと取り替えられた。VMSは1990年から開発されたスマート・シップ統合ブリッジシステムの一部である。
2006年3月18日に、ケープ・セント・ジョージはゴンザレスとともに海賊と交戦した。二隻は海賊との銃撃戦を約25海里に渡ってソマリア沖で行った。海賊1名が死亡し、5名が負傷したと報告された。
関連項目
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、ケープ・セント・ジョージ (ミサイル巡洋艦)に関するカテゴリがあります。
- Official web site
- USS Cape St. George webpage
- U.S. Navy official news bulletin on March 18, 2006 incident