ケレル
『ケレル』(Querelle)は、1982年の西ドイツ・フランスのドラマ映画。監督・脚本ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの遺作。出演はブラッド・デイヴィス、ジャンヌ・モロー、フランコ・ネロなど。原作はジャン・ジュネの『ブレストの乱暴者』。日本語題では『ファスビンダーのケレル』とも表記される。
ケレル | |
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Querelle | |
監督 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー |
脚本 |
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー ブルクハルト・ドリースト |
原作 |
ジャン・ジュネ 『ブレストの乱暴者』 |
製作 | ディター・シドール |
出演者 |
ブラッド・デイヴィス ジャンヌ・モロー フランコ・ネロ ギュンター・カウフマン |
音楽 | ペール・ラーベン |
撮影 |
クサファー・シュヴァルツェンベルガー ヨーゼフ・バブラ |
編集 |
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー[1] ユリアーネ・ローレンツ |
製作会社 |
プラネット・フィルム アルバトロス・プロ ゴーモン |
配給 |
スコティア 人力飛行機舎=デラ |
公開 |
1982年9月16日 1985年5月20日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 |
西ドイツ フランス |
言語 | 英語 |
製作費 | DEM 4,400,000[2] |
前作 | ベロニカ・フォスのあこがれ |
ストーリー
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キャスト
編集- ケレル: ブラッド・デイヴィス - 水兵。
- リジアヌ: ジャンヌ・モロー - 港の淫売宿ラ・フェリアの女主人。
- セブロン大尉: フランコ・ネロ - ケレルの上官。
- ノノ: ギュンター・カウフマン - リジアヌの夫。町の闇の支配者。
- ロベール: ハンノ・ポーシェル - リジアヌの愛人。ケレルの兄。
- ジル: ハンノ・ポーシェル - ポーランド人水夫。
- マリオ: ブルクハルト・ドリースト - 警察官。ノノとともに町を牛耳る。
- ロジェ: ローラン・マレ
- ヴィク: ディター・シドール - 水兵。
作品の評価
編集Rotten Tomatoesによれば、14件の評論のうち高評価は57%にあたる8件で、平均点は10点満点中6.1点となっている[3]。
備考
編集- 日本初公開時のキャッチコピーは「誰もが自分の愛するものをだめにする。」であった[4]。
脚注
編集- ^ クレジットはフランツ・ヴァルシュ名義。
- ^ “Querelle” (英語). IMDb. Amazon.com. 2022年9月30日閲覧。
- ^ "Querelle". Rotten Tomatoes (英語). 2022年9月30日閲覧。
- ^ “ケレル”. 映画チラシサイト (1988年). 2023年2月23日閲覧。