ケビン・ライアン
ケビン・ライアン(Kevin Rian)は、SNKの対戦型格闘ゲーム『餓狼 MARK OF THE WOLVES』に登場する架空の人物。
キャラクターの設定
編集SWAT所属の警察官。亡き親友の息子・マーキーと共に、マーキーの父親を殺した犯人を追っている。
マーキーの父を殺害したのはフリーマンだが、ケビンは「長髪の男」という情報しか得てなかったためにテリー・ボガードに勝負を挑んでしまう(その時、目撃者のマーキーは不在だったため)。フリーマンとの会話デモは、フリーマンでのCPU戦プレイ時に発生する。
ブルー・マリー(マリー・ライアン)とは血縁関係にあるが、ゲーム上では特に繋がりについて触れられていない。当時のSNK公式サイトのQ&Aコーナーによると「遠い親戚関係で、それほど親しくはない」とのこと[1]。
マーキー
編集父親を殺した犯人の追跡をケビンに頼み、共に行動している黒人の少年。常にヘルメットを被っている。
対戦中は背景でケビンの応援をし(一部除く)、ケビンが負けると悔しがってヘルメットを投げ、自分の頭に当ててしまい痛がるなどのアクションを見せる。
各種技の解説
編集通常投げ
編集- ポリスルー
- 相手を掴んで、地面に叩き付ける技。
特殊技
編集- ポリキック
- 短いローキックから、横蹴りに繋ぐ連携技。
必殺技
編集- ヘルローター
- 振り向いてから裏拳(弱)、または上から振り回す拳(強)で攻撃。ボタン押し続けで溜めて威力を上げられ、溜め中に追加入力で中断も可能。
- 公式ガイドブックなど一部書籍では技名が「ヘルロースター」と表記されている[2]が、当時のSNK公式サイトでは「ヘルローター」と表記されていた[3]。
- ヘルスナイプ
- 空中に飛び上がって拳を打ち下ろす。
- ヘルトラップ
- 相手を浮かせるローキックから空中の相手を掴みに行き、掴むと膝蹴りを入れる。ブレーキング対応技。
- クリーパー
- その場に伏せて匍匐(ほふく)前進を行う移動技。技中に追加入力で下段を払うパンチ、中段の浴びせ蹴り、急停止のいずれかが出せる。
- アヴォイドマイン
- 前転しながら接近する移動技。出だしに無敵時間があり、主に回避手段などに使う。
- ヘルアレスト
- コマンド投げ。相手を掴むとボディブローを入れてからストレートでふっ飛ばす。
TOPアタック
編集- ブラストチャージ
- ショルダータックルから、そのまま浴びせ蹴りに掛かる。
超必殺技(潜在能力)
編集- ラッキーストライク
- ショルダータックルから打ち下ろしパンチのあと、爆発を起こすアッパーカットを決める。潜在能力版はアッパーカットのあと、さらに振りかぶってストレートを入れる。
- ガトリングフリーザー
- 顎を蹴り上げて爆炎を起こす技。爆炎が地上でヒットすると相手が燃えながらよろめき、追撃を狙える。潜在能力版は爆炎が多段ヒットする。
担当声優
編集関連人物
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 旧SNK『餓狼 MARK OF THE WOLVES』公式ホームページ内 ”餓GAROU狼” Q&Aコーナー - ウェブアーカイブ(Internet Archive、2001年8月22日)
- ^ 『餓狼MOW 公式ガイドブック』 64頁。
- ^ 旧SNK『餓狼 MARK OF THE WOLVES』公式ホームページ内 ケビン・ライアン技表 - ウェブアーカイブ(Internet Archive、2001年6月28日)
- ^ “KEVIN RIAN”. 餓狼伝説 City of the Wolves. SNK. 2024年8月31日閲覧。
参考文献
編集- 『ASCII MOOK 〔餓狼〕…GAROU MARK OF THE WOLVES 公式ガイドブック』 ISBN 4-7561-3325-8 アスキー 2000年2月