グレーヴァ香子
日本の経済学者
グレーヴァ香子(Takako Fujiwara-Greve)は日本の経済学者。慶應義塾大学経済学部教授。専攻は理論経済学、特に非協力ゲーム理論およびミクロ経済学[1]。
人物情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身校 |
慶應義塾大学 学士 (1986年) 慶應義塾大学 修士 (1988年) スタンフォード大学 Ph.D. (1995年) |
学問 | |
研究分野 |
ミクロ経済学 ゲーム理論 |
研究機関 | 慶應義塾大学 |
指導教員 | 長名寛明 |
称号 | 慶應義塾大学教授 |
経歴
編集1986年に慶應義塾大学経済学部を卒業、1988年に慶應義塾大学大学院修士課程を修了し、同大学経済学部助手となる[2]。1995年にスタンフォード大学経営大学院でPh.D.を取得し、同年に慶應義塾大学経済学部に助教授として着任する[2]。2007年に教授に昇任する[2]。慶應義塾大学でのゼミの指導教官は長名寛明[3]。
研究と教育
編集専門分野は非協力ゲーム理論およびミクロ経済学。大学の2年生のとき、ミクロ経済学に出会い、合理的で明快で素晴らしい理論だと思い、中でもゲーム理論は自分の学問だと直感したと自身のインタビューで語っている[1]。また、教育者としては、意識的に厳しく学生には接していると自ら語っている[4]。
著作
編集単著
編集- 『非協力ゲーム理論』(2011年、知泉書館) ISBN 9784862851079
共編著
編集- (中村慎助・小沢太郎)『公共経済学の理論と実際』(2003年、東洋経済新報社) ISBN 978-4492313244
- (中村慎助・小沢太郎)『理論経済学の復権』(2008年、慶應義塾大学出版会) ISBN 978-4766415476
出典
編集- ^ a b 教員インタビュー グレーヴァ香子, 慶應義塾大学経済学部, 2022年2月14日閲覧。
- ^ a b c 慶應義塾研究者情報データベース 藤原グレーヴァ香子, 慶應義塾大学, 2022年2月14日閲覧。
- ^ 藤田康範教授インタビュー, 慶應義塾大学経済学部ゼミナール員会, 2022年2月14日閲覧。
- ^ グレーヴァ香子教授インタビュー, 慶應義塾大学経済学部ゼミナール委員会, 2022年2月14日閲覧。