グラーツ工科大学

オーストリアの大学

グラーツ工科大学(グラーツこうかだいがく、ドイツ語: Technische Universität Graz、略称: TU Graz/TUG)は、オーストリア第2の都市グラーツにある工科大学。愛称ヨハン大公大学(Erzherzog-Johann Universität)。

グラーツ工科大学
Technische Universität Graz
種別 公立
設立年 1811年
教員数
1,554人
学生総数 13,171人
所在地  オーストリア
シュタイアーマルク州グラーツ
北緯47度04分08秒 東経15度27分00秒 / 北緯47.0689度 東経15.45度 / 47.0689; 15.45座標: 北緯47度04分08秒 東経15度27分00秒 / 北緯47.0689度 東経15.45度 / 47.0689; 15.45
公式サイト www.tugraz.at ウィキデータを編集
テンプレートを表示
Technische Universität Graz

概要

編集

1811年にオーストリアヨハン大公によって、自然科学・工業技術の研究・教育機関となるヨアネウム(Joanneum)として創立される。当初の教科は、物理学・化学・天文学、鉱物学・植物学、技術であり、ドイツの地質学者フリードリッヒ・モースが、1812年に鉱物学の初代教授に任命された。1864年にシュタイアーマルク州によって、工科大学(Technische Hochschule)となる。1888年にオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世によって本館(Alte Technik)が開館。1901年に博士号を授与できる工科大学となる。1975年に現在のグラーツ工科大学(Technische Universität Graz)になった。愛称として、創立者の名前にちなんでヨハン大公大学(Erzherzog-Johann Universität)ともいわれる。

オーストリアの工科大学では、ウィーン工科大学と共にトップクラスであり、数々の優秀な人材を輩出している事で知られる[1]

関連する人物

編集

教員

編集

卒業生

編集

ギャラリー

編集

脚注

編集
  1. ^ 田中達也「オーストリアにおける専門大学成立過程」『川口短大紀要』第27巻、2013年、195-210頁。 

関連項目

編集

外部リンク

編集