クリンチ山

インドネシア・スマトラ島の活火山

クリンチ山(クリンチさん、インドネシア語: Gunung Kerinci , 英語: Mount Kerinci)は、インドネシアスマトラ島にある標高3805mの活火山である。ケリンチ山

クリンチ山 Gunung Kerinci
クリンチ山(2008年3月)
標高 3805 m
所在地 インドネシアの旗 インドネシアスマトラ島
西スマトラ州ジャンビ州
位置 南緯1度41分48秒 東経101度15分56秒 / 南緯1.69667度 東経101.26556度 / -1.69667; 101.26556座標: 南緯1度41分48秒 東経101度15分56秒 / 南緯1.69667度 東経101.26556度 / -1.69667; 101.26556
種類 成層火山
最新噴火 2013年
初登頂 1877年、by von Hasselt and Veth
クリンチ山の位置(スマトラ島内)
クリンチ山
クリンチ山
クリンチ山の位置(スマトラ島
クリンチ山の位置(インドネシア内)
クリンチ山
クリンチ山
クリンチ山の位置(インドネシア
プロジェクト 山
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概説

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西スマトラ州の州都パダンの南東約130km、ジャンビ州との境にそびえる。同島の脊梁をなすバリサーン山脈の中心で、イリアンジャヤニューギニア島西部)を除く同国の最高峰でもある。安山岩質の成層火山で、山容は美しく、「神の永住地」とよばれる。別名インドラプラ(Indrapura)火山。

1838年以降十数回の噴火記録があり[1]、近年では2009年に噴火、2011年にも火山活動が活発化した。2013年6月3日、4年ぶりに噴火し、山麓の村々は厚い火山灰に覆われた。[2]

3200m付近が森林限界で、2000m付近には小さな火口湖がある。山麓一帯は土壌が肥沃で[3]コーヒー園や畑が開かれている。温泉があり、地熱発電が計画されたこともある[4]

周辺一帯はクリンチ・スブラット国立公園id:Taman Nasional Kerinci Seblat)となっており、スマトラの熱帯雨林遺産として2004年世界遺産に登録された。

脚注

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  1. ^ クリンチ火山(くりんちかざん)Gunung Kerintji 日本大百科全書小学館
  2. ^ インドネシア・スマトラ島 ケリンチ火山噴火 ロシアの声日本語版、2013年6月3日-2013年6月6日閲覧
  3. ^ クリンチ[山]【Gunung Kerinci】 世界大百科事典 第2版の解説
  4. ^ 中川進「南方海域の地熱と日本の関係技術」『南方海域調査研究報告』第11巻、鹿児島大学、1987年7月25日、25-40頁、CRID 1050282677514869248hdl:10232/16103ISSN 0289-2707 

関連項目

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