クリス・ディマルコ
クリス・ディマルコ(Chris DiMarco、1968年8月23日 - )は、アメリカ・ニューヨーク州ハンティントン出身のプロゴルファーである。ゴルフメジャー大会でも優勝争いの常連選手のひとりで、2004年全米プロゴルフ選手権、2005年マスターズ、2006年全英オープンで2位入賞が3度ある。世界ランキング自己最高位は6位。これまでにPGAツアーで通算3勝を挙げ、欧州ツアーでも1勝している。独特なクローハンド・グリップのパターでも有名な選手である。
Chris DiMarco | |
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基本情報 | |
名前 | クリス・ディマルコ |
生年月日 | 1968年8月23日(56歳) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 |
アメリカ・ニューヨーク州 ハンティントン |
経歴 | |
成績 | |
優勝回数 | 米国3・欧州1 |
世界ランク最高位 | 6位 |
1990年にプロ入り。1993年までPGAツアーの下部組織(当時の名称は「ナイキ・ツアー」)を回り、1994年からPGAツアーに参戦を開始したが、最初の時期はシード権確保に必要な賞金を獲得できず、1996年末の「クオリファイイング・スクール」(通称 Q-School)に落ちたことから、1997年の1年間ナイキ・ツアーに逆戻りしたこともある。1998年からPGAツアーのシード選手に復帰し、2000年9月17日に「SEIペンシルベニア・クラシック」でツアー初優勝。ディマルコが世界的な知名度を獲得したのは、2001年のマスターズで予選ラウンドの2日間を首位で回った時からである。この大会では決勝ラウンドの2日間にスコアを落とし、最終順位は10位タイ(-8, 280ストローク)で終わった。同年10月28日、「ビュイック・チャレンジ」でデビッド・デュバルとのプレーオフに勝ち、ツアー2勝目を挙げる。2002年1月27日、「フェニックス・オープン」で日本の横尾要を1打差で振り切って優勝し、ツアー3勝目を飾った。ディマルコのPGAツアー優勝は、現時点ではこの「フェニックス・オープン」で途切れているが、それでも多くの大会で優勝争いに顔を出し、世界ランキングも上位に定着してきた。2006年1月に欧州ツアーの「アブダビ・ゴルフ選手権」で優勝し、国際試合で初優勝を飾っている。
2004年の全米プロゴルフ選手権で、クリス・ディマルコはビジェイ・シン、ジャスティン・レナードと 8 アンダーパー(-8, 280ストローク)で並び、3人で3ホールによるプレーオフを戦ったが、シンに敗れて2位タイに終わる。続く2005年のマスターズでは最終ラウンドでタイガー・ウッズと最終組を一緒に回り、12 アンダーパー(-12, 276ストローク)で並んだが、ここでもウッズとのプレーオフに敗れ、2大会連続でプレーオフ負けの2位となった。2006年の全英オープンでは、優勝したウッズに2打及ばず、メジャー大会で3度目の2位に終わっている。他の大規模な大会では、2005年の世界ゴルフ選手権第1戦「アクセンチュア・マッチプレー選手権」決勝でデビッド・トムズに敗れた準優勝がある。
プロ優勝 (7)
編集PGAツアー (3)
編集No. | Date | Tournament | 優勝スコア | 打差 | 2位(タイ) |
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1 | 2000年9月 | SEI Pennsylvania Classic | –14 (68-67-66-69=270) | 6 strokes | マーク・カルカベッキア, ブラッド・エルダー, スコット・ホーク, ジョナサン・ケイ, クリス・ペリー |
2 | 2001年10月 | ビュイック・チャレンジ | –21 (67-64-71-65=267) | Playoff | デビッド・デュバル |
3 | 2002年1月 | フェニックス・オープン | –17 (68-64-66-69=267) | 1 stroke | ケニー・ペリー, 横尾要 |
欧州ツアー (1)
編集No. | Date | Tournament | 優勝スコア | 打差 | 2位 |
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1 | 2006年1月 | アブダビ・ゴルフ選手権 | –20 (71-67-63-67=268) | 1 stroke | ヘンリク・ステンソン |
ナイキツアー (1)
編集No. | Date | Tournament | 優勝スコア | 打差 | 2位 |
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1 | Aug 17, 1997 | NIKE Ozarks Open | –12 (66-70-68=204)^ | 1 stroke | ロビン・フリーマン |
^ 天候の影響で54ホールに短縮