ギョリュウバイ
フトモモ科の植物の一種
ギョリュウバイ(御柳梅、学名:Leptospermum scoparium)はフトモモ科ギョリュウバイ属の常緑低木。
ギョリュウバイ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ギョリュウバイ
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Leptospermum scoparium J.R.Forst. et G.Forst. (1776) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ギョリュウバイ(御柳梅) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Manuka Tea tree |
特徴
編集桃色の花が美しいため栽培される。ニュージーランドとオーストラリア南東部原産。
ギョリュウバイの名は、ギョリュウに似て葉が小さく、花がウメに似ることから。ギョリュウ科のギョリュウ(御柳)ともバラ科のウメとも関係がない。針葉樹のネズに似るのでネズモドキの別名もある。またマオリ語でマヌカ(Manuka)ともいう。葉がお茶や煎じ薬として利用されてきたことからティーツリー(英語では"Tea tree")ともいうが、アロマテラピーで利用されているハーブのティーツリー(学名Melaleuca alternifolia)とは同じフトモモ科であるものの、別種である。そこでこれらを区別するために、ギョリュウバイは、New Zealand teatreeとも呼ばれる。
利用
編集原生地では蜂蜜の蜜源としても好まれ、蜂蜜はマヌカハニーと呼ばれている。マヌカハニーはピロリ菌駆除力、殺菌力を持ち、民間療法で、胃炎に対し、効果があることが報告されている[1][2]。 整腸・美肌にも良いとされ、オイルマッサージ用のエッセンシャルオイルや化粧石けん、ローションなどの化粧品に加工されている。
脚注
編集- ^ McGovern DP, Abbas SZ, Vivian G, Dalton HR. (1999). “Manuka honey against Helicobacter pylori.”. J R Soc Med 92: 439. PMID 10656024.
- ^ ワイカト大学生物化学研究所ハニー・リサーチ・センターの報告書(翻訳)