キュボロcuboro)は、スイスのキュボロ社によって開発された玩具[1]。溝や穴が彫られた1辺5 cmの木製の正六面体を複数個組み合わせることで、付属している直径17 mmビー玉を上から落として下まで落ちる道を作る遊びである[1]

キュボロ
組み合わせの例

概要

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1979年、スイスのベルンにおいて、Mattias Etter(マティアス・エッター)と心身に障害のある子どもたちとの間で生まれた遊び[2]が基となっている。これが発展し、Etterにより「子どもと大人たちのための玩具」として1985年に市場に発表された[2]

日本へは2004年から輸入されており、2005年の愛知万博のスイス館に展示されていたことで認知度が高まった[3]。その後、2017年1月にNHK名古屋放送局の番組で将棋棋士の藤井聡太が幼少期に遊んでいた玩具として紹介され、藤井が連勝を重ねて注目されていることもあり、全国的に有名になった[3][4][5][6]

注意点としては、幼児がビー玉を飲み込んでしまうことが懸念される点である。慣れるまでは、必ず保護者が一緒に遊ぶことが必要である[独自研究?]

出典

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  1. ^ a b 田端あんじ「ナニコレ魔法!? レールを作りビー玉を転がして遊ぶ木のおもちゃ「cuboro/cugolino」動画がカッコいい!!」『Pouch』2015年5月31日。2017年5月18日閲覧。
  2. ^ a b キュボロ(cuboro)”. 木のおもちゃ.jp. 2017年5月18日閲覧。
  3. ^ a b 油原聡子「【トレンド日本】将棋の藤井聡太四段という天才を育んだ秘密は幼少期のこの玩具にあり?」『産経新聞』2017年6月26日、1-2面。2023年1月1日閲覧。
  4. ^ 村上政俊「またも勝利! 14歳棋士「藤井四段」驚異の17連勝快進撃の「軍事史的」分析」『フォーサイト』2017年5月16日。2023年1月2日閲覧。
  5. ^ 安達元一「14才プロ棋士・藤井聡太4段に見る「天才を育てる伝え方」」『メディアゴン』2017年5月5日。2023年1月2日閲覧。
  6. ^ 藤井聡太四段の天才脳を育てた スイス製の立体パズル」『女性セブン』2017年6月29日・7月6日号2017年6月15日。2017年6月23日閲覧。

外部リンク

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