キャリクファーガス男爵
歴史
編集キャリクファーガスの名を冠する男爵位は過去に2回創設されており、最初の創設は、第3代ドニゴール侯爵ジョージ・チチェスター(1797–1883)がドニゴール侯爵位を襲爵する前の1841年8月18日に連合王国貴族爵位アントリム県におけるドニゴール=キャリクファーガスにおけるイニショーウェンのイニショーウェン=キャリクファーガス男爵(Baron Ennishowen and Carrickfergus, of Ennishowen in the County of Donegal and of Carrickfergus in the County of Antrim)に叙されたものである。しかし死去した際に生存している男子がなかったので、この男爵位は1代で廃絶している[1][2]。
2度目の創設は、2011年4月29日にチャールズ3世(当時は皇太子)の長男であるウィリアム皇太子(当時は王子)がキャサリン・ミドルトンと結婚した際、ケンブリッジ公爵・ストラザーン伯爵と共に叙せられたものである[3]。
一覧
編集イニショーウェン=キャリクファーガス男爵 (1841年)
編集肖像 | 爵位の代数 名前 (生没年) |
受爵期間 | 備考 | その他の爵位 |
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初代イニショーウェン=キャリクファーガス男爵 ジョージ・ハミルトン・チチェスター (1797–1883) |
1841年8月18日- 1883年10月20日 |
近衛ヨーマン隊長(1848-1852) | 3代ドニゴール侯爵 7代ドニゴール伯爵 3代ベルファスト伯爵 8代チチェスター子爵 8代チチェスター男爵 3代フィッシャーウィック男爵 |
キャリクファーガス男爵 (2011年)
編集肖像 | 爵位の代数 名前 (生没年) |
受爵期間 | 備考 | その他の爵位 |
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初代キャリクファーガス男爵 ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイ王子 (1982-) |
2011年4月29日 - | 王太子チャールズの長男 女王エリザベス2世の嫡孫 |
初代ケンブリッジ公爵 初代ストラサーン伯爵 |
脚注
編集出典
編集- ^ Heraldic Media Limited. “Donegall, Marquess of (I, 1791)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月4日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Sir George Hamilton Chichester, 3rd Marquess of Donegall” (英語). thepeerage.com. 2016年2月4日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “William Arthur Philip Louis Mountbatten-Windsor, 1st Duke of Cambridge” (英語). thepeerage.com. 2016年2月8日閲覧。