キャリアオイル
キャリアオイル(Carrier oil)は、アロマセラピーにおいて、主に精油(エッセンシャル・オイル)を希釈するための植物油である。マッサージオイルを作る際に使われる二次的原料と言うことができる。エッセンシャルオイルは基本的に非常に高濃度であって希少であり、原液のままでは強すぎて皮膚に直接使用することができない。
キャリアという名の由来
編集精油の成分を体の中まで「運ぶ」という意味で、「キャリア(運搬するもの)」の名前がつけられた。キャリアオイルは別名、ベースオイルやプラントオイルと呼ばれることもある[要出典]。ただし、ベースオイルという呼称については、普通は精油をベースにしてキャリアオイルの種類を考えて選ぶため、イメージとして逆である[独自研究?]。
主なキャリアオイル
編集液体ワックス系(一般的なもの)
編集- ホホバオイル
- 液体ワックス。主にアメリカの砂漠地帯で栽培される、シモンジア科植物のホホバの種子から採取したオイル。キャリアオイルとしては最も一般的で安価である。ベタつかず浸透力・保湿力に優れているとされる。低温で固まる。色は無色 - 黄色。
油脂系
編集その他のキャリアオイル
編集参考文献
編集- 香りの総合学院GRASSE 監修 『アロマテラピーハンドブック』 池田書店
- アロマテラピーの資格研究会 監修 『最新版 アロマテラピー検定試験合格のための問題集』 双葉社 ISBN 4-575-29902-2