キッシ族
キッシ族(キッシぞく、Kissi)は、ギニア・リベリア・シエラレオネなど西アフリカに住む民族言語学グループ[1]。ギニアで4番目に大きな民族で人口の6.2%を占める[2]。キッシ語はニジェール・コンゴ語族の大西洋・コンゴ諸語メル諸語に含まれる。
Kissi | |
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総人口 | |
240,000(1978年) | |
居住地域 | |
ギニア・リベリア・シエラレオネ | |
言語 | |
キッシ語 | |
宗教 | |
キリスト教(85%)、伝統宗教(10%)、イスラム教(5%) |
居住地
編集コートジボワール南西部、ギニア、リベリア、シエラレオネの各地熱帯雨林地帯に住んでいる。
村はいずれも小さく整っていて、それぞれひとりずつ村長がいる。さらに村が集まって約2000人ほどの地区を形成し、それぞれひとりの首長が支配している。
生活
編集米を主食とする。
キッシ族の住む地方のいたる所で、週に1度小さな市が開かれ、農産物が売買される。
参考文献
編集- 『世界の民族 2』《熱帯アフリカ》平凡社、1978年。
脚注
編集- ^ Peter Austin (2008). One Thousand Languages: Living, Endangered, and Lost. University of California Press. p. 84. ISBN 978-0520-25-560-9
- ^ “The World Factbook – Central Intelligence Agency”. Cia.gov. 26 December 2020閲覧。