キクスイカミキリ(菊吸天牛、Phytoecia rufiventris )はコウチュウ目カミキリムシ科昆虫の一種。ロシアモンゴル中国朝鮮半島ベトナムなどユーラシア大陸東部と周辺の日本台湾に分布。

キクスイカミキリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目(鞘翅目) Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : ハムシ上科 Chrysomeloidea
: カミキリムシ科 Cerambycidae
亜科 : フトカミキリ亜科 Lamiinae
: キクスイカミキリ属 Phytoecia
: キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris
学名
Phytoecia rufiventris Gautier,1870
(Gautier, 1870)

5月から8月が繁殖期でヨモギなどキク科の植物に産卵する。9月から翌年4月ごろまでは幼虫で越冬し、4月から7月に羽化して繁殖活動に入る。

成虫は体長10㎜ほどで黒色であるが前胸部に赤色の斑点がある。産卵する際に茎の維管束が切断されるために枯れてしまう。

亜種

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  • Phytoecia rufiventris var. partenigrescens Breuning, 1947
  • Phytoecia rufiventris var. atrimembris Pic, 1915
  • Phytoecia rufiventris var. tristigma Pic, 1897
  • Phytoecia rufiventris var. tonkinea Pic, 1902

脚注

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