ガーラ湯沢スキー場
ガーラ湯沢スキー場(ガーラゆざわスキーじょう)は、新潟県南魚沼郡湯沢町に位置し、東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ会社である株式会社ガーラ湯沢が運営するスキー場。GALA湯沢スキー場と表記される場合もある。1990年(平成2年)12月20日開業[1]。
ガーラ湯沢スキー場 | |
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所在地 |
〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢茅平1039-2 |
座標 | 北緯36度57分5秒 東経138度46分43秒 / 北緯36.95139度 東経138.77861度座標: 北緯36度57分5秒 東経138度46分43秒 / 北緯36.95139度 東経138.77861度 |
運営者 | 株式会社ガーラ湯沢 |
開業日 | 1990年12月20日[1] |
造設地形 | 高津倉山 |
標高 | 1,181 m - 358 m |
標高差 | 823 m |
最長滑走距離 | 2,500 m |
最大傾斜 | 33度 |
コース数 | 16本 |
コース面積 | 53 ha |
索道数 | 11本 |
テレインパーク | ボックス、レール、パイプ、テーブルトップ |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢字茅平1039-2 |
法人番号 | 1110001026643 |
代表者 | 代表取締役 柳 隆夫 |
資本金 | 3億円 |
純利益 |
2億8974万1000円 (2023年9月期)[2] |
総資産 |
21億9225万9000円 (2023年9月期)[2] |
決算期 | 9月末日 |
主要株主 |
東日本旅客鉄道 92.7% (2019年3月31日時点) |
概要
編集上越新幹線の列車が発着するガーラ湯沢駅から直結しており、アクセスのよさから首都圏からのスキー・スノーボード客に人気のスキー場である。また、JR東日本のグループ会社であることから、場内一日券などのオプションを追加した企画乗車券が設定されており、普通に乗車券を買うよりも得な場合も多い。なお、ガーラ湯沢駅は冬季のスキー場営業期間中のみ開設される臨時駅である。
「三山共通リフト券」を購入すれば、ガーラ湯沢スキー場と接続している石打丸山スキー場や湯沢高原スキー場、また石打丸山スキー場と隣接する石打花岡スキー場も利用することが出来る。
スキー場の所在地は、湯沢町および十日町市の境界未確定区間にまたがる。2020年、湯沢町が新潟地方裁判所に境界の確認を求めて提訴、2023年6月5日に湯沢町の主張を認める判決が出ている[3]。
ゲレンデ
編集ゲレンデは4つのエリアに分かれている。
- 中央エリア(エーデルワイス・メロディ・エンターテイメント・ジジ・グルノーブル・ソリあそびゲレンデ・雪あそびコーナー)
- 南エリア(バットマン・260万ダラー・ブロンコ・イライザ)
- 北エリア(ブロードウェイ・ディスカバリー・スワン・ローマンホリデー・ジョアンナ・スーパースワン・スーパーブロードウェイ・初心者用スノーパーク)
- 下山コース ファルコン
コースのうち中央エリアの「メロディ」は人工スノーマットを備えており、夏季のサマーゲレンデ営業に対応している。
2010年度より、北エリアから麓のスキーセンター カワバンガに降りられる、全長2.5 kmの下山コースが誕生した(2011年度より「ファルコン」の名称が付けられた)。
三山共通リフト券または各スキー場リフト券の購入により、南エリアからロープウェイ「ランドー」で湯沢高原スキー場へ、北エリアからコース「ローマンホリデー」を経由して石打丸山スキー場へ行くことができる。
悪天などにより営業休止になった場合、石打丸山スキー場、湯沢高原スキー場、NASPAスキーガーデンなどに振り替え営業することもある。
施設
編集- スキーセンター カワバンガ(ガーラ湯沢駅)
- ガーラ湯沢駅の駅舎がそのままスキーセンターとなっている。2階フロアには新幹線改札口・みどりの窓口と、用具レンタルやロッカールームなどといったスキーセンターとしての設備、さらに中央エリア麓に通じる8人乗りゴンドラ「ディリジャンス」の発着場が集中して設けられており、利便性が高い。また下記を含むカワバンガ内の一部店舗ではSuicaショッピングサービスが利用できる。なおカワバンガの語源はサーファーがよく使用する英語のスラング(「やったあ」などの歓喜の意味)。
- SPAガーラの湯
- ショップ
- カワバンガ2階にある売店。
- カワバンガのエントランス付近,ガーラ駐車場(県道462号線沿い),ガーラP(県道351号線沿い)にそれぞれ設けられており、週末等の混雑時には国道17号線沿いにも臨時駐車場が用意される。計800台収容可能で駐車無料。ガーラPと国道17号沿いの駐車場までは無料送迎バスがガーラ湯沢駅から運行される。
- リフト
- ロープウェイ:(ランドー)1基、ゴンドラ(ディリジャンス)1基
- クワッド(ソーシャブル,バルーシュ,ビクトリア)3基
- トリプル(テイルバリー,バギー)2基
- ペア(フェートン,ワゴネット,コーチ,シャリオ)4基
- それぞれに馬車にちなんだ名前が付けられている。リフトはいずれも落下防止のセーフティーバーを備える。また「ディリジャンス」のゴンドラの一部はJR東日本の新幹線車両やグループ会社の東京モノレールの車両をモチーフとした塗装となっている。「ランドー」は湯沢高原スキー場への連絡用ロープウェイだが、当スキー場のリフト券のみで乗車できる。
- リフト券はICカード方式となっており、乗り場に専用のゲートが設置されている。
- レストハウス チアーズ
- 中央エリア麓にあるレストハウス。カワバンガから通じる「ディリジャンス」の発着場が併設されている。1階のショップ「Jour de GALA」ではSuicaショッピングサービスが利用できる。2階では、2020年12月16日より、同日設置されたワークスペース内にて、駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」が利用可能である(事前予約制)[5]。
- レストラン オーレ
- 北エリア麓に設置されたレストラン。
その他
編集- 2006年2月25日夕方、ゲレンデとガーラ湯沢駅を結ぶゴンドラが強風のために運転を停止し、約1,450人が下山できなくなった。一部希望者(上級者のみに限られた)については雪上車で石打丸山スキー場との連絡コースまで上り、係員の誘導によって石打丸山スキー場の麓まで滑走という対応が取られた。2007年1月7日午後にも同様の理由で、6時間に渡り約3,000人が下山できなくなった。2010年度以降は「下山コース ファルコン」の整備もあり、スキー場が孤立するケースは少なくなっているが、同コースは途中に狭い箇所や斜度のきつい箇所があり、初級者は滑走を控えるよう看板や場内放送などでアナウンスされている。
- 2006年度から2009年度まで南エリアを閉鎖していた。原因は南エリアに架かる高速4人乗りリフト(ワゴネット)の山頂駅舎付近で、地盤の変動及びそれに伴う駅舎のずれが観測されたため。閉鎖中は、湯沢高原スキー場との連絡がシャトルバスに頼る状況となっていた。その後、2010年度より南エリアと湯沢高原スキー場と連絡するロープウェイ「ランドー」が営業を再開した。なおこの際ワゴネットが通常のペアリフトに架け替えられたため、乗車時間が長くなっている。
- ウェブサイトの画面右側「ライブカメラ」(中央エリア・北エリア)から、Webカメラを使ってそれぞれのゲレンデの様子を見ることができる。
アクセス
編集- 公共交通
- 車
- 関越自動車道
- 首都圏からは湯沢インターチェンジより、国道17号経由で約3.3 km
- 新潟方面からは塩沢石打インターチェンジより、国道17号経由で約6 km
脚注
編集- ^ a b “JR東日本 GALA湯沢スキー場”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (1990年12月21日)
- ^ a b 株式会社ガーラ湯沢 第24期決算公告
- ^ “ガーラ湯沢スキー場の境界線争い、地裁が湯沢町の主張認める…町側に課税権”. 読売新聞 (2023年6月5日). 2023年6月5日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '98年版』ジェー・アール・アール、1998年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-119-8。
- ^ “お知らせ一覧 > 12/16(水)ガーラ湯沢スキー場と提携を開始します!”. STATION WORK (2020年12月15日). 2020年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月21日閲覧。
- ^ NASPA・湯沢高原・GALA・シャトルバス時刻表 - GALA湯沢スキー場.2021年6月16日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- ガーラスタッフのGALA話
- ガーラ湯沢スノーリゾート (@GALA_yuzawa) - X(旧Twitter)
- GALA湯沢スノーリゾート (galayuzawa) - Facebook
- GALA湯沢スノーリゾート (@galayuzawa_official) - Instagram
- GALA TV - YouTubeチャンネル