カール・スペンサー・ラシュレー(Karl Spencer Lashley, 1890年6月7日 - 1958年8月7日)は、アメリカ合衆国心理学者神経心理学の開拓者の一人。

Karl Spencer Lashley
カール・スペンサー・ラシュレー
生誕 1890年6月7日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ウェストバージニア州タッカー郡
死没 1958年8月7日(1958-08-07)(68歳没)
フランスの旗 フランス ポワチエ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究分野 心理学
研究機関 ミネソタ大学ツインシティー校
シカゴ大学
ハーバード大学
出身校 ジョンズ・ホプキンズ大学
プロジェクト:人物伝
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生涯

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ウェストバージニア州出身。ジョンズ・ホプキンス大学動物学を学んだ後、行動主義心理学の主唱者ジョン・B・ワトソンに接し、行動主義の神経学的基礎づけを志す。 ミネソタ大学シカゴ大学ハーヴァード大学を経て、ヤーキーズ霊長類研究所の教授となる。大脳の一部を切除したネズミの学習実験に基づいて、大脳に機能分化はほとんどなく(等能性の原理)、その量が重要であるとの説(量作用の原理)を提唱した。しかし現在、この学説は受け入れられていない。

ラシュレー門下にはニューラルネットワーク研究の先駆者として知られるドナルド・ヘッブ、大脳半球機能差の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞したロジャー・スペリー認知心理学の育て親の一人ジェローム・ブルーナーなど、錚々たるメンバーが名を連ねる。ヘッブもスペリーも、自らの研究によって師ラシュレーの学説への反証を示した。

関連項目

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