カーティス・ミッチェル

アメリカの陸上競技選手 (1989-)

カーティス・ミッチェルCurtis Mitchell1989年3月11日 ‐ )は、アメリカ合衆国フロリダ州出身の陸上競技選手。専門は短距離走200mで19秒97の自己ベストを持つ。2013年モスクワ世界選手権男子200mの銅メダリストである。

カーティス・ミッチェル Portal:陸上競技
選手情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 200m
大学 アメリカ合衆国の旗 テキサスA&M大学
生年月日 (1989-03-11) 1989年3月11日(35歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 フロリダ州ポートオレンジ英語版
身長 193cm
成績
世界選手権 200m 3位 (2013年)
国内大会決勝 全米選手権
200m 優勝 (2014年)
最高世界ランク 200m 5位 19秒97 (2013年)
自己ベスト
100m 10秒25 (2010年)
200m 19秒97 (2013年)
獲得メダル
陸上競技
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
世界選手権
2013 モスクワ 200m
北中米カリブU23選手権
2010 ミラマー 200m
2010 ミラマー 4x100mR
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経歴

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2008年

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7月の世界ジュニア選手権(現・世界U20選手権)男子200m準決勝を全体トップおよび自己ベスト(当時)の20秒74(-0.3)で突破。しかし、決勝では20秒98(-0.9)とタイムを落とし、クリストフ・ルメートル(20秒83)、ニッケル・アシュミード(20秒84)、ロベルト・ヘリング英語版(20秒96)に次ぐ4位に終わり、0秒02差でメダルを逃した[1]

2010年

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3月の全米学生室内選手権(NCAA室内選手権)男子200mを20秒38、アンカーを務めた男子4×400mリレーを3分04秒40で制して2冠を達成した[2]

7月10日の北中米カリブU23選手権男子200m予選で19秒99(+2.0)の自己ベスト(当時)をマークし、20秒の壁を突破したアメリカ史上25人目の選手となった[3]

2013年

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6月の全米選手権男子200m決勝で19秒99(+1.6)の自己ベストタイ(当時)をマーク。タイソン・ゲイ(19秒74)とアイザイア・ヤング(19秒86)に次ぐ3位(当時)に入り[注 1]モスクワ世界選手権アメリカ代表の座をつかんだ[5]

8月のモスクワ世界選手権男子200m準決勝で自己ベストとなる19秒97(0.0)をマークし、全体トップのタイムで決勝に進出した[6]。決勝では20秒04(0.0)とタイムを落としたものの、ウサイン・ボルト(19秒66)とウォーレン・ウィア(19秒79)に次ぐ3位に入り、4位のニッケル・アシュミードには0秒01差で競り勝ち銅メダルを獲得した[7]。なお、前年のロンドンオリンピック男子200mはジャマイカ勢が表彰台を独占しており[8]、今大会もミッチェルが銅メダルを獲得していなければ2年連続でジャマイカ勢に表彰台を独占されるところだった。

2014年

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6月の全米選手権男子200m決勝で20秒13(+1.3)をマークし、ウォーレス・スピアモン(20秒19)らを破り初優勝を果たした[9][10]

2015年

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6月に北京世界選手権アメリカ代表の座をかけて全米選手権の男子200mに出場すると、予選を20秒36(+1.0)の組1着で突破。しかし、準決勝は20秒68(+1.1)の組6着に終わり決勝進出を逃した[11][12]

2016年

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7月の全米選手権男子200m予選は20秒48(+2.8)の組4着に終わり、準決勝に進出できなかった[13]

自己ベスト

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記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒25 (+1.3) 2010年5月28日   オースティン
200m 19秒97 (0.0) 2013年8月16日   モスクワ
室内
200m 20秒38 2010年3月12日   フェイエットビル

主要大会成績

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備考欄の記録は当時のもの

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2008 世界ジュニア選手権   ブィドゴシュチュ 200m 4位 20秒98 (-0.9)
2010 北中米カリブU23選手権 (en   ミラマー 200m 優勝 20秒06 (+2.8) 予選19秒99 (+2.0):自己ベスト
4x100mR 優勝 38秒96 (3走)
2013 世界選手権   モスクワ 200m 3位 20秒04 (0.0) 準決勝19秒97 (0.0):自己ベスト
2014 世界リレー (en   ナッソー 4x200mR 決勝失格 DQ (2走) オーバーゾーン
2015 世界リレー (en   ナッソー 4x200mR 決勝失格 DQ (3走) オーバーゾーン

ダイヤモンドリーグ

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ダイヤモンドリーグの総合成績を記載。獲得ポイント欄の( )内は出場したポイント対象レースの数を意味する。

種目 総合順位 獲得ポイント
2014 200m 5位 1 (1レース)

脚注

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注釈

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  1. ^ その後タイソン・ゲイのドーピング処分により、2位に繰り上がった[4]

出典

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  1. ^ 第12回世界ジュニア選手権男子200m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年4月14日閲覧。
  2. ^ Florida claims top spot in men's indoor track”. 全米大学体育協会 (2010年3月15日). 2016年2月25日閲覧。
  3. ^ Team USA picks up 18 medals on day 2 at NACAC U23”. 全米陸上競技連盟 (2010年7月10日). 2015年1月4日閲覧。
  4. ^ 2013年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
  5. ^ psets and Breakthroughs on Final Day of USA Outdoor Championships”. 全米陸上競技連盟 (2013年6月23日). 2016年2月25日閲覧。
  6. ^ 第14回世界選手権男子200m準決勝サマリー”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
  7. ^ 第14回世界選手権男子200m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
  8. ^ 第30回オリンピック男子200m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
  9. ^ 2014年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟 (2014年). 2016年2月25日閲覧。
  10. ^ Devon Allen clears another major hurdle, follows NCAA title with U.S. outdoor championship”. デイリーニューズ (2014年6月29日). 2016年2月25日閲覧。
  11. ^ 2015年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟 (2015年). 2016年2月25日閲覧。
  12. ^ Mitchell falls in semifinals of U.S. track championships”. news-journalonline.com (2015年6月28日). 2016年2月25日閲覧。
  13. ^ Former Atlantic High standout Curtis Mitchell misses in Olympic bid”. News-JournalOnline.com (2016年7月7日). 2016年7月10日閲覧。

外部リンク

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