カンディド・ロペス (コック)
カンディド・ロペス・サンス(Cándido López Sanz、1903年12月1日 - 1992年8月16日[1])は、スペインのセゴビア県コカ出身のコック。メソン経営者で、セゴビアの有名なレストラン、メソン・デ・カンディドのオーナー。
カンディド・ロペス | |
---|---|
セゴビアにあるカンディドを記念した胸像 | |
生誕 |
スペイン王国 セゴビア県コカ |
死没 |
1992年8月16日(88歳没) スペイン セゴビア県セゴビア |
職業 | コック |
活動拠点 |
スペイン セゴビア県セゴビア |
配偶者 | パトロ・カサス |
受賞 |
|
子供の頃からコックとして働いていた。1931年にメソン・デル・アソデホのオーナーになった時、コチニーリョ・アサードほかのアサードの料理で人気を博した[2]。
履歴
編集20世紀初頭にセゴビア県の町であるコカに生まれ、2歳の時に両親とともにセゴビアに移り、マルコンセホ通り2番地に住んでいた[1]。年少の頃にグラン・カフェ=レストラン・ラ・ウニオンでコックとして働き始めた。
27歳の時、カンディドはメソン・デル・アソゲホのオーナー、ミカエラ・カサスの娘のパトロと結婚した。ロゾヤ侯爵によると、1931年の「スペインの美食の記念日」(スペイン語: fecha memorable para la gastronomía española)にカンディドがメソンを引き継いだ。1941年(カンディドが引き継いで10年後)、メソンは芸術的モニュメントのカタログに記載された。日々提供される名物の中には、豚耳と豚足を添えたラ・グランハの豆、カスティーリャのスープ、セプルベダ風の子羊のロースト、コチニーリョ・アサード、子羊のシチューなどがある。フランコ独裁の間、カンディドはしばしばニュースに登場した[3]。
受賞
編集- セゴビアの黄金のアルカサル
- 仕事の功績の金メダル
- ホステルの功績の金メダル
- 観光業の功績の金メダル
- 全西レストラン経営社連盟の金メダル
- 市民の功績の公式十字
- カスティーリャ・イ・レオンの観光の騎士(ゴールド・カテゴリー)
- イサベル・ラ・カトリカ騎士団
- 観光業の功績の騎士(フランス)
脚注
編集- ^ a b “Segovia, padrones 1907-1913”. 2021年7月25日閲覧。
- ^ José Alejandro López, (1978), «Viaje por las Españas: recordando a la madre patria», Madrid
- ^ Fernando de Bordejé y Morencos, (2007), «Galería de personajes españoles», Madrid