カメハメハ (原子力潜水艦)

艦歴
発注: 1962年8月31日
起工: 1963年5月2日
進水: 1965年1月16日
就役: 1965年12月10日
退役: 2002年4月2日
その後: 原子力艦再利用プログラム
除籍: 2002年4月2日
性能諸元
排水量: 基準 6,511 トン、満載 7,334 トン
全長: 425 ft (129.5 m)
全幅: 33 ft (10 m)
吃水: 31 ft (9.4 m)
機関: S5W型原子炉
最大速:
兵員: 士官20名、兵員130名
兵装:
モットー: "Imua"/ "Kam do"

カメハメハ(USS Kamehameha, SSBN/SSN-642)は、アメリカ海軍原子力潜水艦ベンジャミン・フランクリン級原子力潜水艦の3番艦。艦名はハワイ王国の国王カメハメハ1世に因む。本艦は君主に因んで命名された2隻のアメリカ海軍艦艇の内の1隻である。もう1隻は大陸海軍のアルフレッド(USS Alfred)である。

艦歴

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カメハメハの進水、1965年

カメハメハの建造は1962年8月31日にメア・アイランド海軍造船所に発注され、1963年5月2日に起工する。1965年1月16日にサミュエル・ワイルダー・キング夫人によって命名、進水し、1965年12月10日にブルー班艦長ロス・S・レドリック中佐およびゴールド班艦長ロバート・W・ディッキンソン中佐の指揮下就役した。

就役後、カメハメハはその多くの活動をスペインロタを拠点として行った。

1992年7月にカメハメハはドライデッキ・シェルター(Dry Deck Shelter, DDS)が装着され、SSN-642 (攻撃型原子力潜水艦)に艦種変更された。艦種変更後はNavy SEALsの特殊任務に従事し、その司令は全てブルー班乗組員によって行われた。

カメハメハの弾道ミサイル潜水艦としての兵装は16発のポセイドン弾道ミサイルと21インチ魚雷発射管を10門装備していたが、DDSプラットフォーム改修後はミサイル発射装置は撤去され、魚雷のみを装備した。

20世紀が終了するとともに、カメハメハは現役任務に残る「自由のための41隻 41 for Freedom」最古の艦およびアメリカ海軍最古の潜水艦となった。カメハメハはほぼ37年におよぶアメリカ海軍原潜最長の現役記録を持つ。

カメハメハは2002年4月2日に退役し同日除籍された。2001年10月にワシントン州ブレマートン原子力艦再利用プログラムに基づき解体が開始され、2003年2月28日に作業は完了した。カメハメハの装備の一部は真珠湾に収納され、潜望鏡はキトサップ海軍基地で展示されるウッドロウ・ウィルソン (USS Woodrow Wilson, SSBN-624) のために寄贈された。

艦のモットー「Imua」は、ハワイの言葉で「前進し克服する」の意味である。

関連項目

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外部リンク

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