カメイ美術館
仙台市青葉区にある展示施設
カメイ美術館(カメイびじゅつかん)とは宮城県仙台市青葉区五橋に所在する展示施設。愛称はギャラリーkupukupu[2]。旧名称は「カメイ記念展示館」。
カメイ美術館 Museum of Kamei Collection | |
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施設情報 | |
愛称 | ギャラリーkupukupu |
専門分野 | 蝶、こけし、絵画、彫刻 |
館長 | 亀井文行[1] |
管理運営 | 公益財団法人カメイ社会教育振興財団 |
開館 | 1994年9月7日 |
所在地 |
〒980-0022 宮城県仙台市青葉区五橋1−1-23 |
位置 | 北緯38度15分16.98秒 東経140度52分52.7秒 / 北緯38.2547167度 東経140.881306度座標: 北緯38度15分16.98秒 東経140度52分52.7秒 / 北緯38.2547167度 東経140.881306度 |
アクセス | 仙台市地下鉄南北線五橋駅から徒歩約3分 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集仙台を拠点とする総合商社カメイの創業90周年を記念して設立された財団法人カメイ社会教育振興財団の事業の一環として、生涯学習と社会教育の振興を目的に1994年9月7日にカメイ五橋ビルの6階と7階部分にカメイ記念展示館を開館した。主な展示物はカメイから寄贈・寄託された絵画や彫刻作品の他に、前カメイ会長でカメイ社会教育振興財団理事長の亀井文蔵[3]の蝶コレクションや、前カメイ社長でカメイ社会教育振興財団理事の亀井昭伍[3]のこけしコレクションの一部が展示されている。
2011年11月にカメイ美術館に名称を変更した。
展示物
編集蝶
編集16万頭を超える亀井文蔵の蝶コレクションの内、約4000種14000頭が展示されており、標本が世界で3頭しか存在しないメスのアロッティトリバネアゲハも日本で唯一収蔵・展示されている[4][5]。蝶の標本の他にも甲虫類の標本1300頭や、100種類以上の蝶の翅を使用して作られた「宇宙賛歌」が展示されている。
こけし
編集亀井昭伍が戦前の有名工人の古作こけしを中心に収集したこけしコレクションの一部が展示されている他、こけしの絵付け体験が催されている[6]。
絵画・彫刻
編集カメイが収集し社長室などに展示されていた絵画や彫刻作品が寄贈・寄託され展示されている。浅井忠、安井曾太郎、藤田嗣治といった日本の近現代の具象絵画を中心に、洋画や日本画、水墨画、彫刻などが展示されている[6]。
アクセス
編集脚注
編集- ^ “館名と館長変更のお知らせ”. カメイ美術館. 2014年3月5日閲覧。
- ^ インドネシア語で蝶の意味。
- ^ a b カメイ社長 亀井文行【新社長 過去データ】(起業家人物辞典)
- ^ アロッティトリバネアゲハ Ornithoptera allottei(カメイ記念展示館)
- ^ カメイ記念展示館の他にはイギリスの大英博物館に2頭収蔵されている。
- ^ a b カここでしか出会えない芸術がある。その神秘的な美しさに、圧倒的な存在感に、感動。(KNOW web magazine)
外部リンク
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