カムズ・スタジアム
カムズ・スタジアム(Kamuzu Stadium)は、マラウイのブランタイヤにある多目的スタジアムである。現在は主にサッカーの試合に使用されており、5万0000人を収容可能である。
カムズ・スタジアム | |
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南緯15度47分56秒 東経35度2分4.2秒 / 南緯15.79889度 東経35.034500度 | |
国名 | マラウイ |
所属行政区画 | 南部州 |
所属県 | ブランタイヤ県 |
収容人数 | 5万5000人 |
概要
編集このスタジアムは、かつてのイギリス植民地時代にはラングレー・スタジアム(Langley Stadium)と呼ばれていた。現在のカムズ・スタジアムの名前は、イギリスからの独立に尽力し、その後マラウイの初代大統領となったヘイスティングズ・カムズ・バンダにちなんだものである。1994年に大統領がバンダからバキリ・ムルジへと替わると、スタジアム名はチチリ・スタジアム(Chichiri Stadium)へといったん変更されたが、その後2004年にビング・ワ・ムタリカが大統領に就任すると、カムズ・スタジアムの名に再び戻された[1]。
なお、カムズ・スタジアムは、FIFAが発展途上国に対して行っているゴール・プログラム(GOAL programme)により、サッカー場の天然芝を人工芝へ改修するための支援を受けている。このXtreme Turf と呼ばれる人工芝は、ACT Global Sportsにより、製造と設置が行われているものである。
脚注
編集- ^ "Malawian president orders three facilities named after founding father Banda.", BBC Monitoring International Reports (accessmylibrary.com), September 15, 2004.