カペーナ門

古代ローマの城門

カペーナ門ラテン語: Porta Capena)は、イタリア ローマ古代ローマ時代の城壁であるセルウィウス城壁に設けられた城門である。この門は、アッピア街道ラティーナ街道のローマ側の起点[1]であり、アッピア街道の当初の終点であったカシリナム(現 カプア)に因んで名付けられたとも言われている。ドミティアヌス帝もしくはネロ帝がカペーナ門を修復したという考古学研究もある。しかし、帝政期にはこの場所においての城門としての役割は終わっており、マルキア水道支流の水道橋整備の一環として行われたのではないかと思われる[1]

カペーナ門
Porta Capena
城門推定位置のカペーナ広場遠景
(右側のビルはFAO本部)
建築様式 旧市街の門
関連項目 ローマの古代遺跡一覧
の位置(ローマ内)
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現在、カペーナ門は残存しておらず、カエリウスの丘の南西斜面で、キルクス・マクシムスカラカラ浴場の間、現在のカペーナ広場(Piazza di Porta Capena)付近にあったと推測されている。付近からはセルウィウス城壁のものと思われる破片が見つかっているのみである[1]

カペーナ門付近の泉から採水した聖なる水は、商人や旅人の守護神メルクリウスの祭メルクラリアMercuraliaで使われたと言われている。

アクセス

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隣接する著名な施設

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参考文献

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  1. ^ a b c Samuel Ball Platner: A Topographical Dictionary of Ancient Rome London: Oxford University Press, 1929.

座標: 北緯41度53分02秒 東経12度29分28秒 / 北緯41.884度 東経12.491度 / 41.884; 12.491