カネロニ
カネロニ(cannelloni)はイタリア語で「大きな葦」を意味する円筒形のパスタの一種である。イタリア語での発音はカンネッローニに近く、カネロニは日本独特の呼び方である。
概要
編集形・食べ方は春巻きにいくぶん似ており[1]、イタリア料理においては詰め物をし、ソースをかけて焼いて食べるのが一般的である。あらかじめゆでておかねばならないタイプのカネロニもあるが、ソースや詰め物をたっぷり使えばゆでなくてもよいタイプのものもある。
ほうれん草とリコッタチーズや、牛挽肉を詰めるのが人気の食べ方である。トマトソースを下に、ベシャメルソースを上にかけるのが典型的な食べ方である。
マニコッティやマニケといわれる形のパスタはほぼカネロニと同じものである。ウルグアイやアルゼンチンではパスタではなくクレープを用いる。