オールスター合唱バトル
オールスター合唱バトル(オールスターがっしょうバトル)は、2022年からフジテレビ系列で不定期で放送されている音楽番組[1]。
オールスター合唱バトル | |
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ジャンル | 音楽 |
構成 | 大平将貴 |
演出 | 鈴木一休(FCC、総合演出) |
監修 | 木島タロー(国立音楽大学、音楽監修) |
司会者 | |
出演者 | 後述 |
ナレーター | |
アナウンサー | |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
製作総指揮 | 田村優介(フジテレビ、CP) |
プロデューサー | 加藤大(FCC) |
制作 | FCC |
放送 | |
放送チャンネル | フジテレビ系列 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | |
放送時間 |
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放送分 |
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回数 | 4 |
公式サイト | |
特記事項: パイロット版の際のタイトルは「芸能人合唱バトル」。 |
概要
編集パイロット版:
2022年12月3日 16:30 - 17:25に放映された。この時のタイトルは「芸能人合唱バトル」(審査員:辻秀幸、ラニー・ラッカー、藤田彩歌)。
狩野英孝率いる歌ウマ芸人合唱団 vs さくらまや率いる演歌合唱団の2チーム対抗で、各2曲ずつ4曲(芸人:残酷な天使のテーゼ、恋。演歌:ミックスナッツ、川の流れのように)の合唱であった。
第1回:
「平成令和ヒット曲を100人が熱唱!」というキャッチフレーズで、各20人で構成される5つの「合唱団」(合計100名)が、各2曲ずつの演目を合唱で披露し、3名の審査員が点数をつける形で競われた。
視聴率は同週の音楽番組としては1位を記録し、放映時間の半分近くはTwitterトレンド1位を記録した(大河ドラマ『どうする家康』放映開始の20:00ころ以降は大差をつけられ2位へ下降した)。
なお、オールスター合唱バトルは2006年にテレビ東京系で制作・放映された『輝け!オールスター合唱コンクール』とは全く関係がない別番組であるが、この回には一部、重複している出演者がいる(伊藤かずえ、西村知美)。
第2回:
2023年12月28日 19:00 - 21:54
「オールスター合唱バトル 今年を彩ったヒット曲を140人が熱唱!年末3時間SP」として放送。
各20人で構成される7つの「合唱団」(合計140名)が、各2曲ずつの演目を合唱で披露し、5名の審査員が点数をつける形で競われた。10月4日に収録があったことが公式SNS上で発表され、放映までに3ヶ月近くの間があった。その間、TikTokを中心としたSNSでリハーサルの様子などが継続的に発表された。
前回第1回からは合唱団に入れ替えが見られた。80年代アイドル合唱団の参加がなく、龍玄とし率いる最強ボーカリスト合唱団(男声合唱)、ギャル曽根率いるママ合唱団、Mr.シャチホコ率いるものまね合唱団が追加となり、前回は男声を含んでいたZ世代アイドル合唱団が女声合唱となった。
第3回:
2024年7月14日19:00-21:54
「オールスター合唱バトル 2024夏3時間sp歌うま芸能人140人による歌の祭典」として放送
前回同様各20人で構成される7つの合唱団(合計140人)が、各2曲の演目を合唱で披露し、5名の審査員が点数をつける形で行われた。なお2曲目は1曲目の得点が低い順に披露となった。[2]
前回第2回からは合唱団に入れ替えがみられた。ママ合唱団とアスリート合唱団の参加がなくミュージカル合唱団とミリオン再生合唱団(ともに混声合唱)が追加となり、前回は男声合唱だった歌姫合唱団が女声合唱になりまた女声合唱だった令和アイドル合唱団が混声合唱となった
楽曲とスタイル
編集- 第1回
- 第1ラウンド
- 第2ラウンド
歌唱順番は各ラウンドとも、アスリート合唱団、Z世代合唱団、歌ウマ芸人合唱団、80年代合唱団、演歌合唱団。
伴奏は生ピアノと最小限の打楽器(カホン、ジャンベ、タンバリンなど)。日本の合唱コンクールなどで行われている昭和、平成教育型の頭声的合唱ではなく、ゴスペルやポップアカペラを想起させる地声の含まれた合唱である。指揮者は立てず、リーダーが歌いながら合図を出す形をとった。
審査員の岡本知高の「本当の合唱の姿を見せていただいた」というコメントがエンディングでフィーチャーされた。
- 第2回
- 第1ラウンド
- 第2ラウンド
歌唱順番は各ラウンドとも、最強ボーカリスト合唱団、アスリート合唱団、Z世代アイドル合唱団、ママ合唱団、ものまね合唱団、歌ウマ芸人合唱団、演歌合唱団。
伴奏は変わらず生ピアノと最小限の打楽器だが、演歌合唱団の演目には、伴奏に平太鼓の奏者が見られた。
ここまで全回の合唱アレンジと本番までの指導は木島タローが担当し、歌唱指導の補佐をDreamers Union Choirが行なっている。
各合唱団のピアノ伴奏は国立音楽大学の学生とその卒業生によって行われている。
- 第3回
- 第1ラウンド
- 夜に駆ける、オトナブルー、アイドルソングメドレー[3]、白日、唱、YOUNG MAN (Y.M.C.A.)、secret base〜君がくれたもの〜
- 第2ラウンド
歌唱順番は第1ラウンドでは、歌姫合唱団、ミリオン再生合唱団、令和アイドル合唱団、ミュージカル合唱団、演歌合唱団、ものまね合唱団、歌ウマ芸人合唱団。第2ラウンドでは、令和アイドル合唱団、歌姫合唱団、ものまね合唱団、歌ウマ芸人合唱団、演歌合唱団、ミュージカル合唱団、ミリオン再生合唱団。
結果
編集パイロット版
- 優勝:演歌合唱団
第1回
- 優勝:演歌合唱団
- 準優勝:歌ウマ芸人合唱団
ただし歌ウマ芸人合唱団の楽曲「SHAKE」が番組中唯一の300点満点を記録し、エンディングも同曲での番組振り返りとなった。
第2回
- 優勝:演歌合唱団・歌ウマ芸人合唱団(同点優勝)
ただし番組中最高得点を記録したのは最強ボーカリスト合唱団の「I Don't Want To Miss A Thing」であり、エンディングも同曲での番組振り返りとなった。
第3回
- 優勝:ミリオン再生合唱団・ミュージカル合唱団(同点優勝)
ただし番組中最高得点を記録したのはミリオン再生合唱団の「浪漫飛行」であり、エンディングも同曲での番組振り返りとなった。[4]
出演者
編集MC
編集審査員
編集- 岡本知高(第1回 - )、五条院凌(第2回 - )、宮本亞門(第1回 - 第2回)、ソニン(第1回)、アンミカ、武田真治、PORIN(Awesome City Club)(共に第2回)、酒井一圭(純烈)、東儀秀樹、新妻聖子(共に第3回)[5]
ナレーション
編集合唱団員
編集- アスリート合唱団
- Z世代合唱団
- 歌ウマ芸人合唱団
- 80年代アイドル合唱団
- アスリート合唱団
- Z世代アイドル合唱団
- ママ合唱団
- 歌ウマ芸人合唱団
-
- 加島ちかえ
- 狩野英孝
- 河邑ミク
- が〜(にくだわら)
- きったん(キャロパン)
- こがけん
- 斉藤アー(マタンゴ)
- 斎藤司(トレンディエンジェル)
- 高田ぽる子
- チャンス大城
- 斗澤やすあき
- 那須晃行(なすなかにし)
- 二代目ちくわぶ
- 平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)
- 平野うなぎ(オタサーのヒメ)
- プリマ・リエ
- ベルサイユ
- ほしのディスコ(パーパー)
- 餅田コシヒカリ
- ゆめちゃん
- 最強ボーカリスト合唱団
- 演歌合唱団
- 演歌合唱団
- 歌ウマ芸人合唱団
- ものまね合唱団
-
- Mr.シャチホコ / リーダー
- 荒牧陽子
- ガリベンズ矢野
- 河合郁人
- キンタロー。
- 沙羅
- SARI
- 杉野ひろし
- TATSUYA
- たむたむ
- 都留拓也(ラパルフェ)
- nanami
- ななみなな
- ほいけんた
- みかん
- みはる
- ミラクルひかる
- 山本高広
- りんごちゃん
- Rocky石井
- 歌姫合唱団
- ミュージカル合唱団
- ミリオン再生合唱団
- 令和アイドル合唱団
-
- もーりー(BUDDiiS) / リーダー
- 宮本佳林 / リーダー
- 愛来(AMEFURASSHI)
- 浦野秀太(OWV)[10]
- EIKU(ONE N' ONLY)[10]
- 小池竜暉(GENIC)
- 小島はな(AMEFURASSHI)
- 桜井えま(私立恵比寿中学)
- 島倉りか(BEYOOOOONDS)
- 段原瑠々(Juice=Juice)
- 鶴屋美咲(Girls2)
- TETTA(ONE N' ONLY)[10]
- 寺尾香信(DXTEEN)
- 仲村悠菜(私立恵比寿中学)
- 西田汐里(BEYOOOOONDS)
- 真山りか(私立恵比寿中学)
- 三田美吹(CROWN POP)
- 武藤潤(原因は自分にある。)
- 安本彩花(私立恵比寿中学)
- 吉田仁人(M!LK)
その他
編集放送リスト
編集- 2022年12月3日 16:30 - 17:25(パイロット版「芸能人合唱バトル」)
- 2023年5月14日 19:00 - 21:00(第1回)
- 2023年12月28日 19:00 - 21:54(第2回)
- 2024年7月14日 19:00 - 21:54(第3回)
スタッフ
編集- 第3回(2024年7月14日放送)
- ナレーター:ゴブリン
- 構成:大平将貴、安田聡太
- TD:藤田勝巳(第2回 - )
- SW:今井健一(第2回 - 、第1回はTD)
- AUD:唐渡健夫
- CAM:飯島知紀
- CA:中居優真(第3回)
- 照明:三觜繋
- VE:伴場匡(第1・3回)
- PA:築館幸宜(第1・3回)
- TP:辻本豊、勝村信之(フジテレビ、第2回 - )
- 音効:星裕介
- 編集:齋藤紗矢香
- MA:石塚翔子
- 美術プロデューサー:吉良久仁子
- デザイン:斎田崇史(フジテレビ)
- アートコーディネーター:鈴木真吾
- 大道具:宮路博貴(第2回 - )
- 大道具操作:田中裕士
- アクリル装飾:堀内重彰
- 電飾:枝茂孝(第2回 - )
- マルチ:大高貢(第2回 - )
- メイク:TATSU
- CG:本間恵美
- イラスト:オガワナツミ(第2回 - )、KOJIMAN、Tamawo、DAF(ASOBISYSTEM)、maniko、山本まもる(KOJIMAN~山本→第3回)
- LED:山本由紀(第2回 - )
- SNS:小島美一
- 技術協力:fmt、IMAGICA
- 美術協力:フジアール、東京衣裳(第3回)、山田かつら(第3回)
- 合唱編曲・指導:木島タロー(国立音楽大学、第2回 - 、第1回は音楽監修)
- 音楽指導協力:Dreamers Union Choir(第2回 - )
- 振付:allay(第2回 - )
- 協力:一般社団法人 パワーコーラス協会(第2回 - )、JOYSOUND、C.BECHSTEIN(第2回 - )、カンロ(第2回 - )
- 編成:水戸祐介(フジテレビ、第2回 - )
- 広報:井坂匠(フジテレビ)
- TK:盛山潮里(第2回 - )
- AD:中西大登、朝稲千琴、米田雅、牧野有里(朝稲~牧野→第2回 - )、小林大輝、渋田一蕗(小林・渋田→第3回)
- ディレクター:高橋研、岡部大五郎、温井精一(フジテレビ、第2回 - )、三宅佑治・蔡理皓(EpocL)、山崎恵弘、浅川拓哉、萩原正雄(FCC)(三宅~萩原→第3回)
- 演出:鈴木一休(FCC)
- プロデューサー:加藤大・三井静香(FCC)、宮本勝寿(CRAZY TV / KATZ NETWORKS)、大川泰(STAY TUNED)、吉成康道、長谷川三芳、松原里依(FCC)(長谷川・松原→第2回 - )、嶋田哲治(POWER SLIDE)、鈴木裕奈(FCC)、大須賀美紀(嶋田~大須賀→第3回)
- チーフプロデューサー:田村優介(フジテレビ、第2回 - 、第1回は企画)
- 制作協力:FCC、KATZ NETWORKS
- 制作:フジテレビ編成総局バラエティ制作局バラエティ制作センター(第2回までは編成制作局バラエティー制作センター)
- 制作著作:フジテレビ
過去のスタッフ
編集- CA:大島康生(第2回)
- VE:鈴木貴裕(第2回)
- PA:本田一智(第2回)
- 電飾・システム:晒名結奈(第1回)
- 衣装:岡田夏海(第2回)
- かつら:寒郡千恵(第2回)
- イラスト:Tomoki、のりCorin(共に第2回)
- LED:八木誠(第1回)
- 技術協力:サンフォニックス、東京オフラインセンター(共に第1・2回)
- 伴奏:工藤寛丈、小林梨花、夏瀬トギワ、広井裕子、山田梨菜(共に第1回)
- パーカッション:佐藤由、芳賀元気、松本翠樹(共に第1回)
- 協力:国立音楽大学(第1・2回)、オープンハウスグループ(第2回)
- 営業:栗山みゆ(第1回)・髙田和典(第2回)(フジテレビ)
- AD:山崎美紀、奥野修平(山崎・奥野→第1回)、小島里華子、栗原凜華、髙岡颯(小島~髙岡→第1・2回)、蓬莱亮、松下陸雄(蓬莱・松下→第2回)
- ディレクター:横田裕昌(quon)、堀田大輔、久富久伸、柄本昌太、岩堀陽、坂本浩章、白木騎士、平山高輝(横田~平山→第1・2回)、山田愛美、吉川司、玉田大輔(山田~玉田→第2回)
- プロデューサー:神保健一(FCC)、近藤未来、田嶋宗昭、高橋味楓(合同会社ampm)、渡邊幸子(神保~渡邊→第1回)、荒井かおり(第1・2回)
- 制作協力:SOME(第1・2回)、quon(第2回)
脚注
編集- ^ 公式サイト
- ^ 1曲目の得点が同点の場合は代表者がくじ引きで順番を決定する
- ^ UFO、赤いスイートピー、太陽がいっぱい、LOVEマシーン、青春アミーゴ、恋するフォーチュンクッキーの6曲。
- ^ ミュージカル合唱団も最高得点を出していた
- ^ “「オールスター合唱バトル」にミュージカル合唱団、伊礼彼方をリーダーとする21人で参戦”. ステージナタリー. ナターシャ. (2024年6月30日) 2024年7月12日閲覧。
- ^ a b 第1回はZ世代合唱団から出場。
- ^ 第1回は歌ウマ芸人合唱団から出場。
- ^ 第2回はZ世代アイドル合唱団から出場。
- ^ 第1回はZ世代合唱団から出場。
- ^ a b c d e f 第2回は最強ボーカリスト合唱団から出場。