オルト県
ルーマニアの県
県章 オルト県の位置 | |
地域 | 南西地域 |
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歴史的な地域 | ワラキア |
県都 | スラティナ |
面積 | 5,498km² |
人口 | 383,280人(2021年)[1] |
人口密度 | 70人/km² |
ISO 3166-2 | RO-OT |
オルト県 (オルトけん、Judeţul Olt)は、ルーマニアの県。オルテニア地方とムンテニア地方にまたがる(どちらの地方もオルト川を境とする)。県都はスラティナ。東はテレオルマン県、西はドルジュ県、北はアルジェシュ県とヴルチャ県、南はブルガリアのプレヴェン州と接する。
統計
編集人口は383,280人(2021年国勢調査)。民族構成はルーマニア人が338,684人、ロマ人が9,812人など[1]。
年 | 人口[2] |
---|---|
1948 | 442,442 |
1956 | 458,982 |
1966 | 476,513 |
1977 | 518,804 |
1992 | 523,291 |
2002 | 489,274 |
2011 | 415,530 |
2021 | 383,280 |
オルト県は総じて都市化が進んでおらず、人口の6割以上が村で暮らす。
地理
編集面積は5,498平方キロメートルである。ルーマニア平原の西部にあたる平坦な土地が広がる。北から南へ向かって、県の名前の由来でもある主要河川オルト川が流れる。ドナウ川は南部で多くの池と小さな水路のある広い谷をつくり、時には洪水を引き起こす。
経済
編集県の主要産業には以下のものがある:
- 冶金業 - アルミニウムとアルミニウム製部品
- 鉄道設備
- 食品及び飲料製造
- 織物産業
- 機械部品製造
県内では農業が非常に盛んで、人口の58%以上は農業に従事している。大規模・小規模農業のどちらも、野菜・果物が主である。灌漑設備が整っている。
観光
編集行政区画
編集オルト県は2つの都市、6つの町、93の基礎自治体からなる。
主な都市
編集脚注
編集- ^ a b “Tabel-2.02.1-si-Tabel-2.02.2.xlsx”. ルーマニア国家統計局. 2024年8月18日閲覧。
- ^ National Institute of Statistics, "Populaţia la recensămintele din anii 1948, 1956, 1966, 1977, 1992 şi 2002"