オペル・カール
概要
編集カール | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
製造国 |
韓国 ベトナム |
販売期間 |
2014-2019年 2019-年 (ビンファスト) |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン | 1.0L 直列3気筒 |
最高出力 | 75ps |
変速機 |
5MT 5AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,385mm |
全長 | 3,675mm |
全幅 | 1,700mm |
全高 | 1,475mm |
車両重量 | 939kg |
その他 | |
姉妹車 |
ボクスホール・ビーバ ビンファスト・ファディル |
系譜 | |
先代 | オペル・アギーラ |
カール/ビーバは2014年12月3日に写真が公開された[1][2]。2015年夏から販売を開始。
カール/ビーバはスズキからのOEM車種であったアギーラにとって代わる車種である。また、欧州市場(ロシアを除く)では2015年末をもってシボレーが撤退してGMの大衆車ブランドがオペル/ボクスホールに一本化されたが、シボレーで最小最廉価であったスパークに代わる車種でもある。製造はスパーク同様韓国GMの昌原工場で行われた。
ボディタイプは5ドアハッチバックのみであり、オペル/ボクスホール最小の車種であり、アダムがプレミアムコンパクト志向なのに対して、カール/ビーバは1万ユーロを切る低価格で販売される。エンジンは新開発の「エコテック」直列3気筒 1.0Lで75psを発揮する。カール/ビーバにはIntelliLinkインフォテインメントシステムが搭載されており、iOSおよびAndroidデバイスとシームレスに連携することができる。
2018年10月10日、オペルとボクスホールはアダム、カール/ビーバ、カスケーダを2019年末で販売終了すると発表した。これらの車種の後継は作られず、より市場規模の大きいSUVに注力する方針を示している[3][4]。
ビンファスト・ファディル
編集2018年11月、ベトナムのビンファストがファディルを発表し、翌年から発売開始した[5][6]。ファディルはカール/ビーバのリバッジ車種であり、ビンファストがGMから技術供与を受けてGMベトナムから取得したハイフォン工場で製造している。
車名の由来
編集脚注
編集- ^ “The New Opel KARL – Small, Exquisite, Simply Outstanding!”. GM Media Online (2014年12月3日). 2014年12月19日閲覧。
- ^ “VAUXHALL REVEALS ALL-NEW VIVA”. GM Media Online (2014年12月3日). 2014年12月19日閲覧。
- ^ Angel Sergeev (2018年10月10日). “Opel Adam, Karl, Cascada To Be Axed In 2019”. Motor1.com. 2020年6月10日閲覧。
- ^ Dominik Wilde (2018年10月10日). “Vauxhall Adam, Viva, Cascada axed”. Motor1.com UK. 2020年6月10日閲覧。
- ^ Matthew H. Tong (2018年11月27日). “2019 VinFast Fadil city car – rebadged Viva, RM76k”. paultan.org. 2020年6月10日閲覧。
- ^ Derek Fung (2019年6月17日). “VinFast Fadil: Vietnamese car maker goes mainstream”. Car Advice. 2020年6月10日閲覧。
- ^ “New Small Car with Big Name: Opel Presents KARL”. GM Media Online (2014年9月11日). 2014年12月19日閲覧。