オスカル・アリアス・サンチェス
コスタリカの大統領
オスカル・ラファエル・デ・ヘスス・アリアス・サンチェス(Óscar Rafael de Jesús Arias Sánchez 、1940年9月13日 - )は、コスタリカの政治家。元大統領(第43・48代)。ラテンアメリカの国家元首として初めてノーベル賞(平和賞)を受賞した。彼はさらにアルベルト・シュバイツァー人道賞の受賞者である。
オスカル・アリアス・サンチェス Oscar Arias Sánchez | |
任期 | 2006年5月8日 – 2010年5月8日 |
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任期 | 1986年5月8日 – 1990年5月8日 |
出生 | 1940年9月13日(84歳) コスタリカ、エレディア |
政党 | 国民解放党 |
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生い立ち
編集アリアスはエレディア州の裕福な家庭に生まれる。首都のサンホセで教育を終えた後、医学を学ぶためボストン大学に入学する。しかしまもなく帰国し、コスタリカ大学で法律と経済学を学ぶ。1967年にイギリスに渡り、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに入学する。彼は1974年にエセックス大学から政治学の博士号を受け取る。彼は50以上の名誉学位を受け取り、その中にはハーバード大学、プリンストン大学、ダートマス大学、オベリン大学、セントルイス・ワシントン大学が含まれる。
第1期大統領職
編集第2期大統領職
編集発言
編集セクハラ問題
編集2019年2月、セクハラ行為があったとして女性2名から告発された[3]。一人は精神科医で反核運動家の女性で、軍縮に関するインタビューをした際に、背後から胸を触られ手を入れられたというもので、もう一人は人権NGO団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの職員エマ・ダイリーで、大統領時代の1990年に面会した際、突然胸を触られ「君はブラをしてないね」と言われるなどしたと訴えている[3]。この二人のほかにも元ミス・コスタリカが胸を触られキスをされたと告訴したのをはじめ、複数の女性が被害を訴え出ている[4]。アリアスは否定している[3]。
脚注
編集- ^ コスタリカ大統領、国家元首初の新型インフルエンザ感染 ロイター 2009年8月12日
- ^ 『1996年のプレバルハイチ大統領の就任式の際、台湾当局者に「米州の最も貧しい国(ハイチ)に対して、年間たった2000万ドルの支援とはどういうことか。本当に支援を望むなら、年間2億ドルを出すべきだ。台湾にとっては何でもないことだ」「米国は国内総生産の0.1%を外国援助に充てているのに、台湾は0.0001%さえも出していない」と告げた』 『台湾が30カ国に満たない国と外交関係を持つのなら、もっと寛大になるべきだという意味において、私は台湾に批判的だ』と述べた。コスタ・リカの大型プロジェクトなどに対する台湾の資金提供については『あまり評価しない』と発言した。--2007年6月8日時事通信
- ^ a b c Two women accuse former Costa Rican president Óscar Arias Sánchez of sexual misconductワシントン・ポスト、2019.2.5
- ^ ノーベル賞の元大統領に性的暴行疑惑、中米コスタリカ日経新聞、2019/2/10
関連項目
編集外部リンク
編集公職 | ||
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先代 アベル・パチェコ ルイス・アルベルト・モンヘ |
コスタリカ共和国大統領 第48代:2006 - 2010 第43代:1986 - 1990 |
次代 ラウラ・チンチージャ ラファエル=アンヘル・カルデロン=フォルニエル |