オウ・ベイブ
「オウ・ベイブ」(Oh Babe, What Would You Say)は、音楽プロデューサーのノーマン・スミスが“ハリケーン・スミス”名義で1972年に発表した楽曲。Billboard Hot 100で3位、キャッシュボックスで1位を記録した。
「オウ・ベイブ」 | ||||||||
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ハリケーン・スミス の シングル | ||||||||
B面 | ゲッティング・トゥ・ノー・ユー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | ポップ、ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||||||
作詞・作曲 | アイリーン・シルヴィア・スミス | |||||||
プロデュース | ノーマン・スミス | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ハリケーン・スミス シングル 年表 | ||||||||
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概要
編集スミスがジョン・レノンに歌わせるつもりで書いた「太陽を消さないで」は、ミッキー・モストの助言により自分で吹き込むことになり、1971年に“ハリケーン・スミス”名義で発売した。「太陽を消さないで」は全英シングルチャートの2位を記録する予想外のヒットとなり、スミスは同年9月に2枚目のシングル「Write the Music, Sing Your Song」を発表した。それに続いて書かれたのが本作品であった。スミスはこう述べている[2]。
メロディは楽しく、いたってシンプルだ。あの歌詞は僕が育った時代をよみがえらせるために練り上げて書いた。自分の中のプロデューサーとしての部分がそうさせたんだと思う。ほとんどが僕の人生で起こった出来事だ。ダンスホールに行っても、恥ずかしくて誰にも踊ることを申し込めなかった。キスでさえしたことがないというのに、帰り道はいつもロマンスを想像していた。「オウ・ベイブ」はそんなファンタジーの物語でもあるんだ。
なお、レコードのクレジットには妻のアイリーン・シルヴィア・スミスの名が記載されている[3]。
1972年3月30日、シングルとして発売[1]。編曲もスミスが行った。
Billboard Hot 100で3位、キャッシュボックスで1位、全英シングルチャートで4位、カナダで3位、アイルランドで10位、ニュージーランドで9位を記録した。
カバー・バージョン
編集- キャス・エリオット - 1972年のアルバム『The Road Is No Place for a Lady』に収録。
- ニニ・ロッソ - 1972年のシングル。
- フレッド・ボングスト - 1972年のアルバム『Alla mia maniera N. 2』に収録。イタリア語詞。タイトルは「Se ci sta lei」。
- ライザ・ミネリ - 1973年のアルバム『The Singer』に収録。