エンゲルホルム
スウェーデンの都市
エンゲルホルム(スウェーデン語: Ängelholm)は、スウェーデンのスコーネ県、エンゲルホルム自治体を構成する一地域。2017年の時点で4万2131人が暮らす[1]。
エンゲルホルム Ängelholm | |
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古い裁判所 | |
北緯56度15分 東経12度51分 / 北緯56.250度 東経12.850度座標: 北緯56度15分 東経12度51分 / 北緯56.250度 東経12.850度 | |
国 | スウェーデン |
地方 | スコーネ地方 |
県 | スコーネ県 |
市 | エンゲルホルム自治体 |
面積 | |
• 合計 | 12.83 km2 |
人口 (2017年3月31日)[1] | |
• 合計 | 42,131人 |
• 密度 | 1,811人/km2 |
等時帯 | UTC+1 (CET) |
• 夏時間 | UTC+2 (CEST) |
カッコーを模した粘土づくりのオカリナで知られるが、伝統はすっかり廃れ、現在その粘土オカリナをつくれるのはソフィア・ニルソンただ一人になってしまった。
観光も主要産業のひとつで、とりわけ市街のすぐ近くに6kmにわたり広がる砂浜は人気がある。カテガット海峡から吹く風がセーリング、サーフィン、ウィンドサーフィンの愛好家らをひきつける。
域内に本社を置くアイスクリームメーカー、エンゲルホルムス・グラスは年間120万リットルものアイスクリームを生産する。
UFOの聖地がある。
歴史
編集古くはリネスタード(Rynestad)という開拓地で、1600年ごろの文献にその名が見られる。新しい都市は1516年にデンマーク王クリスチャン2世から設立特許状を得た。その後しばらく小さな町でしかなく、1658年のロスキレ条約によりスカニア地方の一部としてスウェーデンに割譲された。19世紀に工業化により発展し、1883年まで守備隊が駐屯していた。また、1941年から2002年の間も空軍基地が置かれた。スーパーカーメーカー、ケーニグセグはF10エンゲルホルム空軍基地跡に拠点を設けている。
ゆかりの人物
編集- ピーター・ウィッチャーズ - バンド「ソイルワーク」のメンバー
- エマ・アンデション - 歌手、モデル、司会者
- イェスタ・カールソン - ホッケー選手
- ヴィリー・ヨセフソン - 作家
- イル・ヨンソン - 歌手
- ユルゲン・ヨンソン - ホッケー選手
- ケニー・ヨンソン - ホッケー選手
- クリスチャン・フォン・ケーニグセグ - 自動車メーカー、ケーニグセグの創設者
- ヤール・キューレ - 俳優
- アンデルス・レーゾン - セーリングトレーナー、セーリング高校主宰
- スーザン・ラスマルク - オペラ歌手
- マリア・ルース - 女子ホッケー選手
- セバスティアン・アンデション - サッカー選手
脚注
編集- ^ a b c “Tätorternas landareal, folkmängd och invånare per km2 2000 och 2005” (xls) (Swedish). Statistics Sweden. 2009年4月20日閲覧。