エミリーアップジョン
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
エミリーアップジョン(Emily Upjohn、2019年3月8日 - )は、イギリスの競走馬。主な勝ち鞍は2022年のブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス、2023年のコロネーションカップ。
エミリーアップジョン | ||||||||||||
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欧字表記 | Emily Upjohn | |||||||||||
品種 | サラブレッド | |||||||||||
性別 | 牝 | |||||||||||
毛色 | 鹿毛 | |||||||||||
生誕 | 2019年3月8日(5歳) | |||||||||||
父 | Sea The Stars | |||||||||||
母 | Hidden Brief | |||||||||||
母の父 | Barathea | |||||||||||
生国 | イギリス | |||||||||||
生産者 | Lordship Stud & Sunderland Holding Inc | |||||||||||
馬主 | Lloyd Webber, Tactful Finance, S Roden | |||||||||||
調教師 | ジョン・ゴスデン(英国) | |||||||||||
競走成績 | ||||||||||||
生涯成績 | 7戦5勝 | |||||||||||
WBRR | L121 / 2023年[1] | |||||||||||
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概要
編集2歳(2021年)
編集11月23日ウルヴァーハンプトン競馬場の条件戦でロベルト・ハヴリンを背にデビューして初勝利を挙げる。2歳戦はこの1戦のみで終えた[2]。
3歳(2022年)
編集4月22日サンダウン競馬場の条件戦でランフランコ・デットーリに乗り替わって出走して連勝する[2]。
5月11日のミュージドラステークス(G3)では1番人気に支持されての出走。2番手から直線半ばで先頭に立つと、そのまま後続との差を広げて2着のライフオブドリームズに5馬身半差を付ける圧勝でグループ競走初制覇を果たした[3]。
6月3日のオークスステークス(G1)に1番人気で出走。後方待機から大外に持ち出して猛追するも内を通って先に抜け出したチュースデーに短アタマ差で捕えれず2着。初黒星となった[4]。
その後は7月16日のアイリッシュオークス(G1)に出走する予定だったが、搭乗する予定の飛行機がバードストライクのため間に合わず出走取消[5]。7月23日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)に出走するも最下位に敗れた[6]。
しばらく間を空けて10月15日のブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(G1)に1番人気で出走。中団馬群の外を追走して残り2ハロンから抜け出すと2着サンダーキスに3馬身差を付ける圧勝で待望のG1初制覇を果たした[7]。
4歳(2023年)
編集6月2日のコロネーションカップ(G1)で1番人気で出走。5頭立ての最後方で待機して、直線で大外から進出を開始すると一気に先頭まで突き抜けて、追いすがるウエストオーバーに1馬身3/4差を付けて2度目のG1制覇を挙げた[8]。
血統表
編集エミリーアップジョンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ダンジグ系 |
[§ 2] | ||
父 Sea the Stars 鹿毛 2006 |
父の父 Cape Cross黒鹿毛 1994 |
Green Desert | Danzig | |
Foreign Courier | ||||
Park Appeal | Ahonoora | |||
Balidaress | ||||
父の母 Urban Sea栗毛 1989 |
Miswaki | Mr. Prospector | ||
Hopespringseternal | ||||
Allegretta | Lombard | |||
Anatevka | ||||
母 Hidden Brief 鹿毛 2006 |
Barathea 鹿毛 1990 |
Sadler's Wells | Northern Dancer | |
Fairy Bridge | ||||
Brocade | Habitat | |||
Canton Silk | ||||
母の母 Hazaradjat鹿毛 1989 |
Darshaan | Shirley Heights | ||
Delsy | ||||
Hazy Idea | Hethersett | |||
Won't Linger | ||||
母系(F-No.) | Wagtail(FN:F21-a) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer:S4×M5 | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
編集- ^ “The LONGINES World's Best Racehorse Rankings For 3yos and upwards which raced in 2023”. 国際競馬統括機関連盟. 2024年1月24日閲覧。
- ^ a b “エミリーアップジョン(Emily Upjohn) | 競馬データベース | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “スノーフォール勝利の英オークス前哨戦、今年はエミリーアップジョンが圧勝 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “チューズデーがムーアの好騎乗で英オークス制覇、オブライエン師は英クラシック41勝目 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “エミリーアップジョンが愛オークス回避、搭乗予定機のトラブルで移動できず | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1) 2022/7/23(土) | 日程・結果 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “エミリーアップジョン、英チャンピオンズフィリーズ&メアズSで待望のG1初制覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “英G1コロネーションC、紅一点のエミリーアップジョンが強豪牡馬を一蹴 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2023年7月6日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Emily Upjohn(GB)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “Emily Upjohn (エミリーアップジョン)の血統表 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2023年7月6日閲覧。
外部リンク
編集- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post