エマーソン・レイク・アンド・パウエル
キース・エマーソンを中心とするイギリスのバンド (1985-1986)
エマーソン・レイク・アンド・パウエル(英語: Emerson, Lake & Powell)は、イングランドのプログレッシブ・ロック・バンド。1985年にキース・エマーソン、グレッグ・レイク、コージー・パウエルで結成したパワー・トリオ。
エマーソン・レイク・アンド・パウエル | |
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1986年 米国シャーロット公演 | |
基本情報 | |
出身地 | イングランド ロンドン |
ジャンル | プログレッシブ・ロック[1] |
活動期間 | 1985年 - 1986年 |
レーベル | |
旧メンバー |
解説
編集結成の経緯
編集1979年に解散したエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)の再結成が、1985年にキース・エマーソン(キーボード)とグレッグ・レイク(ベース・ギター、ボーカル)によって計画された。しかしカール・パーマー(ドラムス)が、当時在籍していたエイジアの好調なセールスを理由に参加しなかったため、パーマーと同じく名字の綴りがPで始まるコージー・パウエルがドラマーに選出され[注釈 1]、エマーソン・レイク・アンド・パウエルが結成された[2]。
略称について
編集パーマーは、「EL&P」や「ELP」といった略称がエマーソン・レイク・アンド・パーマー以外に使用されることを禁止する訴訟を起こして勝訴した。従って、エマーソン・レイク・アンド・パウエルをEL&PやELPとは呼べない。
活動
編集1986年7月にバンドと同名のアルバムを発表。同年8月15日から11月2日まで約2か月半、アメリカでコンサート・ツアーを行った。しかしセールス面で成功しなかったこともあってツアーの後に解散した[3][注釈 2][注釈 3]。
メンバー
編集ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集- 『エマーソン、レイク & パウエル』 – Emerson, Lake & Powell (1986年)
コンピレーション・アルバム
編集- 『ザ・スプロケット・セッションズ』 – The Sprocket Sessions (2003年)
ライブ・アルバム
編集- 『ライヴ・イン・コンサート』 – Live In Concert (2010年)
シングル
編集- "Touch and Go" (1986年)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ Ankeny, Jason. Emerson, Lake & Powell | Biography & History - オールミュージック. 2020年11月26日閲覧。
- ^ Macan (2006), pp. 485–487.
- ^ Macan (2006), pp. 501–504.
引用文献
編集- Macan, Edward (2006). Endless Enigma: A Musical Biography of Emerson, Lake and Palmer. Chicago: Open Court. ISBN 978-0-8126-9596-0