エピレーシック
エピレーシック(EPI-LASIK )とは、視力矯正手術の一種。
概要
編集エピケラトームと呼ばれる器機を使用して約50マイクロメートルの角膜上皮のみの薄い蓋(フラップ[要曖昧さ回避])を作成し、エキシマレーザーを照射することによって近視・遠視・乱視を矯正するレーシックの術式の一つである。フラップはやがて剥がれ落ち、新しい角膜上皮が再生する。そのため通常のレーシックと異なり、強い眼の衝撃でもフラップがずれることはない。PRKやラセックなどと同様に表面照射という術式に分類される。他の表面照射の屈折矯正手術と同様にボーマン膜をレーザーで除去し、角膜実質層を削ることで視力を回復する。
利点
編集- 通常のレーシックと異なり、目に対する強い打撃や衝撃でもフラップがずれたりすることがない。
- PRKよりも視力の回復や安定が早いといわれている。
- フラップを作成するのにアルコールなどの薬品を使用しない為、それに伴う正確性の低下・角膜への負担などのリスクの心配が少ない(「ラセック」を参照)。