エドモンド・デ・アミーチス
イタリアの小説家 (1846-1908)
エドモンド・デ・アミーチス(Edmondo De Amicis、1846年10月21日 - 1908年3月11日)は、イタリア王国の作家。
生涯
編集イタリア北西部(当時サルデーニャ王国領)の町オネッリア(1923年よりインペリア市の一部)で生まれる。イタリア統一運動の時代に育ったアミーチスは1860年、14歳のときに、ジュゼッペ・ガリバルディの千人隊(赤シャツ隊)に志願したほどの愛国者であったが、幼少として断わられる。
作品
編集代表作に、統一イタリアの子供の教育用に書いた愛国小説『クオーレ』 (Cuore) がある。この作品の中の挿話短編「アペンニーノ山脈からアンデス山脈まで」 (Dagli Appennini alle Ande) が、日本では『母をたずねて三千里』のタイトルで知られている。『クオーレ』を初めて日本語訳したのは教育者の三浦修吾で、アミーチスが「愛の学校」というサブタイトルをつけた。
外部リンク
編集- アミーチス エドモンド・デ:作家別作品リスト - 青空文庫
- イタリア語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:エドモンド・デ・アミーチス