エドナ・ミレイ
エドナ・セント・ヴィンセント・ミレイ(Edna St. Vincent Millay, 1892年2月22日 - 1950年10月19日)は、アメリカ合衆国メイン州ロックランド生まれの詩人[1]。
ニューヨークのヴァッサー大学に在学中に最初の詩集『ルネサンス』(1912年)を出版し注目される。その後、芸術家や作家のたまり場として最盛期にあったグリニッジ・ヴィレッジに居を移し、詩集『あざみの果』(1920年)を出版。その中の“私のろうそくは両端が燃える”という詩の1行が、若いときの逸脱性をよく示している。
1923年に『竪琴をつくる者』でピューリッツァー賞 詩部門を受賞。ほかにも3つの詩劇を含む多くの作品を出版し、成功したアメリカ・オペラ『王の家来』の台本も書いた。
脚注
編集外部リンク
編集- Edna St. Vincent Millayの作品 (インターフェイスは英語)- プロジェクト・グーテンベルク
- 河野賢司「エドナ・セイント・ヴィンセント・ミレイの演劇作品」、『九州産業大学国際文化学部紀要』、九州産業大学国際文化学会、2002年
- 三杉圭子「エドナ・セント・ヴィンセント・ミレイにおける女性性とジャンルの問題」、神戸市外国語大学外国学研究、2012年