エトワールセト号
エトワールセト号(エトワールセトごう)は、東京都新宿区と広島県福山市・府中市・尾道市・三原市を結ぶ高速バス路線である。
全便予約指定制。
新型コロナウィルス感染拡大に伴う需要低迷や、乗務員不足により事実上の多客期限定運行となっている。
運行会社
編集- 小田急ハイウェイバス
- 世田谷営業所が夜行0.5往復を担当。
- 中国バス
- 尾道営業所が夜行0.5往復を担当。
停車停留所
編集ハイアットリージェンシー東京前 - 新宿駅西口・新宿南口(バスタ新宿) - 広尾 - 福山駅前 - 新市大橋 - 中国バス府中営業所(目崎車庫) - クロスロードみつぎ - 中国バス尾道営業所(三成) - 尾道駅前 - 三原駅前
運行経路
編集東京都新宿区内 - 渋谷区内 - 初台南出入口 - 首都高速中央環状線(山手トンネル) - 首都高速3号渋谷線 - 東名高速道路 - 名神高速道路 - 中国自動車道 - 山陽自動車道 - 福山東IC - 国道182号 - 国道2号 - 福山市内 - 国道313号 - 広島県道391号加茂福山線 - 国道486号 - 府中市内 - 国道486号 - 国道184号 - 尾道市内 - 国道2号 - 三原市内
歴史
編集- 1989年(平成元年)4月20日 - 小田急バス(現・小田急ハイウェイバス)・中国バスの2社により運行開始[1]。
- 2000年(平成12年)8月1日[要出典] - 分社化により、小田急バス担当便が小田急シティバスへ移管。
- 2006年(平成18年)12月22日 - 旧・中国バスの事業廃止により、同社担当便を新・中国バス(両備ホールディングスの100%子会社)へ移管。
- 2016年(平成28年)4月4日 - ダイヤ改正実施。東京側停車地に新宿南口(バスタ新宿)を追加。
- 2020年(令和2年)4月7日 - 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、この日の出発便から当面の間運休[2][3]。
- 2021年(令和3年)4月30日 - 平成大学停留所を廃止。
- 2022年(令和4年)1月1日 - 会社統合により、小田急シティバス担当便が小田急ハイウェイバスへ移管。
- 2023年(令和5年)8月29日 - この日から当面の間、運休[4]。同年12月28日から中国バス担当便のみ期間限定で運行再開。
- 2024年(令和6年)1月6日 - この日の出発便から当面の間運休[5]。
車両
編集基本的に両社とも3列シート・トイレ付きのスーパーハイデッカー車で運行。2019年6月30日までは両社ともコーヒー、お茶、おしぼりなどのサービスがあった[6][7](ただし、おしぼり配布サービスは継続)。
多客期の続行便は、小田急ハイウェイバスは3列シート・トイレ付きのスーパーハイデッカー車もしくは方向幕・バスジャック灯装備の4列シート車が使用される。中国バスは3列シート・トイレ付きのハイデッカー車や、4列シート装備の一般貸切車(ヒュンダイ・ユニバースや井笠鉄道から引き継いだ三菱ふそう・エアロクイーンなど)などが使用されることが多い。
脚注
編集- ^ “東京-三原間高速バス 20日から運行”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年4月1日)
- ^ “【運休】小田急ハイウェイバス (夜行便)”. 小田急バス・小田急シティバス (2020年4月6日). 2020年4月14日閲覧。
- ^ “4月7日~高速乗合バス運休のお知らせ【エトワールセト号・メイプルハーバー号】”. 中国バス (2020年4月7日). 2020年4月12日閲覧。
- ^ “高速乗合バス エトワールセト号について”. 中国バス. 2023年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月11日閲覧。
- ^ “高速乗合バス エトワールセト号について”. 中国バス. 2024年2月11日閲覧。
- ^ “小田急シティバス【夜行便】サービスの一部終了について”. 小田急バス・小田急シティバス (2019年5月31日). 2020年4月14日閲覧。
- ^ “エトワールセト号(三原・尾道・府中・福山~新宿)のサービス品終了のお知らせ”. 中国バス. 2020年4月14日閲覧。
外部リンク
編集- エトワールセト号(福山・尾道・三原) - ウェイバックマシン(2022年3月2日アーカイブ分)
- エトワールセト号(福山・尾道・三原) - 高速バス 小田急ハイウェイバス
- エトワールセト号(三原・尾道・府中・福山 - 東京)/高速乗合バス 中国バス