エゾスズメ(蝦夷天蛾、学名:Phyllosphingia dissimilis)は、チョウ目スズメガ科に分類されるの一種。

エゾスズメ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目 Lepidoptera
上科 : スズメガ上科 Sphingoidea
: スズメガ科 Sphingidae
亜科 : ウチスズメ亜科 Smerinthinae
: エゾスズメ属 Phyllosphingia
: エゾスズメ P. dissimilis
学名
Phyllosphingia dissimilis
(Bremer, 1861)
和名
エゾスズメ

分布

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日本(北海道から九州、対馬)、台湾中国シベリア南東部、フィリピンインドに分布する[1]

特徴

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開張82mmにもなる大型のスズメガ。体色は灰褐色で、翅には独特の模様がある。静止した際に、後翅の一部が前翅よりも頭部側に飛び出すという特徴がある。幼虫は他のスズメガ類と比べて細長い体型をしている[1]。蛹は黒くやや扁平でごつごつした見た目をしている。

オニグルミを食草とする[1]。年2化で蛹で越冬する。

参考文献

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  1. ^ a b c 駒井古実・吉安裕・那須義次・斉藤寿久『日本の鱗翅類 系統と多様性』東海大学出版会、2011年2月20日。ISBN 978-4-486-01856-8 pp.783-784