エクスポジション・パーク (ピッツバーグ)

エクスポジション・パークExposition Park)は、アメリカペンシルベニア州ピッツバーグにかつて存在した野球場

Exposition Park
施設情報
所在地 Pittsburgh, Pennsylvania
開場 1890
閉場 1915年頃
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 両翼 – 400フィート (122 m)
中堅 – 450フィート (137 m)
使用チーム、大会
収容人員
16,000[1]

歴史

編集

1882年、アレゲニー川沿いに建設され、同年に球団創設を果たしたアメリカン・アソシエーションピッツバーグ・アレゲニーズ(現ピッツバーグ・パイレーツ)の本拠地として開場した。収容人数は16,000人、外野の広さは両翼までが400フィート(約121.9メートル)、中堅までが450フィート(約137.2メートル)。川沿いの低地に位置していたことからローワー・フィールドLower Field)と呼ばれた。

しかし1883年春に起きた洪水で川が氾濫したため、高台にアッパー・フィールドUpper Field)と呼ばれるもう一つのエクスポジション・パークが建設された。(1883年には「エクスポジション・パーク」という名の付く球場はピッツバーグに2つ存在していたことになる)。

翌1884年、アレゲニーズはレクリエーション・パークへ移転。1887年にはアレゲニーズはナショナルリーグへ移籍した。その間エクスポジション・パーク(ローワー・フィールド)のほうは、1890年プレイヤーズ・リーグピッツバーグ・バーガーズの本拠地となり、改修が施されていた。

1891年、アレゲニーズは新しくなったエクスポジション・パークへ再移転。シーズン前に他球団から選手を引き抜いたことを逆手にとって、チーム名もパイレーツに変更した。パイレーツは1909年の途中までエクスポジション・パークを本拠地として使用し、その後フォーブス・フィールドへ移転した。

1913年から1915年にかけてはフェデラル・リーグピッツバーグ・レーベルズが本拠地として使用し、その後エクスポジション・パークは取り壊された。

脚注

編集
  1. ^ “Ballparks: 1887 - Present”, Pirates Ballparks (PittsburghPirates.com), http://pittsburgh.pirates.mlb.com/pit/history/ballparks.jsp 1 January 2009閲覧。 
前本拠地:
レクリエーション・パーク
1884 - 1890
ピッツバーグ・パイレーツの本拠地
1882 - 1909
次本拠地:
フォーブス・フィールド
1909 - 1970