ウリカワ
ウリカワ(Sagittaria pygmaea Miq.)は、オモダカ科オモダカ属の水生植物である。水田雑草として知られる[2]。
ウリカワ | |||||||||||||||||||||
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ウリカワ
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Sagittaria pygmaea Miq. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ウリカワ(瓜皮) |
分布
編集生態
編集種子のほかに、地下茎の先に塊茎を産生し、そこから発芽する。種子に休眠性はないとされるが、塊茎の休眠性ははっきりしない[2]。ロゼットから葉柄のない葉を伸ばす。葉の長さは最大15cm程度[2]。花はオモダカに似た白い花で、3枚の花弁をもつ。塊茎は低温や乾燥に弱く、代かきなどによって地表に掘り出されると、ほとんどが死滅する[2]。
類似種
編集花は同属のオモダカやアギナシなどに似ているが、葉の形態や葉の長さが異なるため区別は容易である。ただし発生直後の線形葉は、オモダカやアギナシ、コナギなどに似ているため、区別が難しい場合がある。
人間との関係
編集水田に発生すると、難防除性の水田雑草として扱われる。除草剤による駆除や代かきによる塊茎の掘り出しで防除するが、防除を行わない場合、稲の収量が最大30%減少するとされる[2]。