ウラジーミル・マティシェンコ
ウラジーミル・マティシェンコ(ベラルーシ語: Уладзімір Мацюшэнка, ラテン文字転写: Vladimir Matyushenko、1971年1月4日 - )は、ベラルーシの男性総合格闘家。ホメリ州レチツァ出身。アメリカ合衆国カリフォルニア州エルセグンドー在住。VMAT主宰。元IFL世界ライトヘビー級王者。元IFC世界ヘビー級王者。
基本情報 | |
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本名 |
ウラジーミル・ウラジミロヴィチ・マティシェンコ (Vladimir Vladimirovich Matyushenko) |
通称 | ザ・ジャニター (The Janitor) |
国籍 | ベラルーシ |
生年月日 | 1971年1月4日(53歳) |
出身地 |
ソビエト連邦 ホメリ州レチツァ |
所属 |
RAWチーム →R1ジム →VMAT |
身長 | 182cm |
体重 | 93kg |
リーチ | 188cm |
階級 | ライトヘビー級、ヘビー級 |
バックボーン | レスリング |
獲得メダル | ||
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ベラルーシ | ||
男子 レスリング・フリースタイル | ||
レスリングヨーロッパ選手権 | ||
銀 | 1994 ローマ | 84kg級 |
用務員を意味する、「ザ・ジャニター」のニックネームを持つ。
来歴
編集1994年、レスリング欧州選手権のフリースタイル84kg級で準優勝を果たした。
1998年5月30日、IFC世界ヘビー級王座決定戦でアンソニー・マシアスと対戦し、ドクターストップでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[1]。
1998年10月25日、VALE TUDO JAPAN '98で川口健次と対戦し、右フック連打でKO勝ち。
1999年10月9日、IFC世界ヘビー級タイトルマッチでヴァーノン・"タイガー"・ホワイトと対戦し、1-2の判定負けを喫し王座陥落した。
UFC
編集2001年5月29日、UFC初参戦となったUFC 32で近藤有己と対戦し、3-0の判定勝ち。
2001年9月28日、UFC 33の世界ライトヘビー級タイトルマッチでティト・オーティズと対戦し、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
2002年8月8日、UFO LEGENDでアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラと対戦し、3-0の判定勝ち。
2003年9月26日、UFC 44でアンドレイ・アルロフスキーと対戦し、右アッパーでKO負け。
2006年5月26日、グラップリング大会L.A. SUB-Xでシャンジ・ヒベイロと対戦し、引き分けた。
2006年11月17日、グラップリング大会X-MISSIONでヴィニシウス・マガリャエスと対戦し、4分2Rを戦い抜き、判定勝ち。
IFL / Affliction
編集2007年より出場したIFLでは、ケン・ヤスダ率いる「東京サーベルズ」に所属。11月3日にはIFL World Grand Prixのライトヘビー級決勝(2選手のみ参加のため決勝のみ)でアレックス・ショーナウアーに3-0の判定勝ちで優勝を果たし、世界ライトヘビー級王座に認定された。
2008年4月4日、IFL世界ライトヘビー級タイトルマッチでジャマール・パターソンと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め王座の初防衛に成功した[2]。
2009年1月24日、Affliction: Day of Reckoningでアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラと再戦し、膝蹴りでKO負けを喫した[3]。
UFC復帰
編集2009年9月19日、6年ぶりのUFC参戦となったUFC 103でイゴール・ポクライェクと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2010年3月21日、UFC on Versus: Vera vs. Jonesではエリオット・マーシャルに2-1の判定勝ちを収めたが[4]、続いて参戦した8月1日のUFC Live: Jones vs. Matyushenkoでは、ジョン・ジョーンズにグラウンドでの顔面への肘打ちの連打でTKO負けを喫した[5]。
2010年11月13日、UFC 122でアレッシャンドリ・カカレコと対戦し、マウントパンチと肘打ちの連打でTKO勝ちを収めた[6]。
Bellator
編集2013年9月13日、Bellator初参戦となったBellator 99でヒューストン・アレクサンダーと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2014年4月11日、引退試合となったBellator116でジョーイ・ベルトランと対戦し、ノースサウスチョークで一本負けを喫した[7]。
戦績
編集総合格闘技
編集総合格闘技 戦績 | ||||||
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35 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
27 勝 | 9 | 7 | 11 | 0 | 0 | 0 |
8 敗 | 4 | 2 | 2 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | ジョーイ・ベルトラン | 3R 3:06 ノースサウスチョーク | Bellator 116 | 2014年4月11日 |
○ | ヒューストン・アレクサンダー | 5分3R終了 判定3-0 | Bellator 99 | 2013年9月13日 |
× | ライアン・ベイダー | 1R 0:50 ギロチンチョーク | UFC on FOX 6: Johnson vs. Dodson | 2013年1月26日 |
× | アレクサンダー・グスタフソン | 1R 2:13 TKO(左ストレート→パウンド) | UFC 141: Lesnar vs. Overeem | 2011年12月30日 |
○ | ジェイソン・ブリルズ | 1R 0:21 KO(左フック→パウンド) | UFC 129: St-Pierre vs. Shields | 2011年4月30日 |
○ | アレッシャンドリ・カカレコ | 1R 2:20 TKO(マウントパンチ) | UFC 122: Marquardt vs. Okami | 2010年11月13日 |
× | ジョン・ジョーンズ | 1R 1:52 TKO(グラウンドの肘打ち) | UFC Live: Jones vs. Matyushenko | 2010年8月1日 |
○ | エリオット・マーシャル | 5分3R終了 判定2-1 | UFC on Versus: Vera vs. Jones | 2010年3月21日 |
○ | イゴール・ポクライェク | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 103: Franklin vs. Belfort | 2009年9月19日 |
○ | ジェイソン・ランバート | 5分3R終了 判定3-0 | Call To Arms 1 | 2009年5月16日 |
× | アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ | 2R 4:26 KO(膝蹴り) | Affliction: Day of Reckoning | 2009年1月24日 |
○ | ジャマール・パターソン | 2R 3:35 TKO(パウンド) | IFL: New Jersey 【IFL世界ライトヘビー級タイトルマッチ】 |
2008年4月4日 |
○ | アレックス・ショーナウアー | 4分3R終了 判定3-0 | IFL: World Grand Prix Semifinals 【ライトヘビー級グランプリ 決勝】 |
2007年11月3日 |
○ | ティム・ボッシュ | 4分3R終了 判定3-0 | IFL: 2007 Semifinals | 2007年8月2日 |
○ | アーロン・スターク | 1R 2:49 TKO(パンチ連打) | IFL: Everett | 2007年6月1日 |
○ | ジャスティン・レヴェンス | 1R 3:53 TKO(パウンド) | IFL: Los Angeles | 2007年3月17日 |
○ | ドゥエイン・コンプトン | 1R 1:47 腕ひしぎ十字固め | IFL: Houston | 2007年2月2日 |
○ | アンソニー・ルイス | 1R 2:03 腕ひしぎ十字固め | Extreme Wars 3: Bay Area Brawl | 2006年6月3日 |
○ | カーロス・バヘット | 1R 0:26 TKO(膝の負傷) | Jungle Fight 4 | 2005年5月21日 |
× | アンドレイ・アルロフスキー | 1R 2:14 KO(右アッパー) | UFC 44: Undisputed | 2003年9月26日 |
○ | ペドロ・ヒーゾ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 41: Onslaught | 2003年2月28日 |
○ | トラビス・ビュー | 1R 4:10 ギブアップ(パウンド) | UFC 40: Vendetta | 2002年11月22日 |
○ | アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ | 5分3R終了 判定3-0 | 世界最強伝説 UFO LEGEND | 2002年8月8日 |
× | ティト・オーティズ | 5分5R終了 判定0-3 | UFC 33: Victory in Vegas 【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】 |
2001年9月28日 |
○ | 近藤有己 | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 32: Showdown in the Meadowlands | 2001年6月29日 |
○ | トム・サワー | 2R 2:17 TKO(カット) | WEF: New Blood Conflict | 2000年8月26日 |
○ | ジョン・マーシュ | 5分3R終了 判定3-0 | IFC Warriors Challenge 6 | 2000年3月25日 |
× | ヴァーノン・"タイガー"・ホワイト | 25分1R終了 判定1-2 | IFC: Montreal Cage Combat 【IFC世界ヘビー級タイトルマッチ】 |
1999年10月9日 |
○ | トラビス・フルトン | 1R 15:33 ネックロック | IFC: Fighters Revenge 【IFC世界ヘビー級タイトルマッチ】 |
1999年4月2日 |
○ | 川口健次 | 1R 3:10 KO(スタンドパンチ連打) | VALE TUDO JAPAN '98 | 1998年10月25日 |
○ | ジョー・パルド | 5分3R終了 判定3-0 | Rumble in Reno | 1998年9月4日 |
○ | アンソニー・マシアス | 1R 0:16 TKO(ドクターストップ) | IFC 7: Cage Combat 【IFC世界ヘビー級王座決定戦】 |
1998年5月30日 |
○ | アンソニー・マシアス | 1R 2:59 ギブアップ(パンチ連打) | IFC 5: Battle in the Bayou 【決勝】 |
1997年9月5日 |
○ | ロバート・ラロンデ | 1R 2:27 ギブアップ(パンチ連打) | IFC 5: Battle in the Bayou 【準決勝】 |
1997年9月5日 |
○ | ヴァーノン・"タイガー"・ホワイト | 1R 5:44 ネックロック | IFC 5: Battle in the Bayou 【1回戦】 |
1997年9月5日 |
グラップリング
編集勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
△ | 石井慧 | 20分終了 時間切れ | Metamoris 7 | 2016年7月17日 |
○ | ヴィニシウス・マガリャエス | 4分2R終了 判定 | X-MISSION | 2006年11月17日 |
△ | シャンジ・ヒベイロ | 判定1-1 | L.A. SUB-X | 2006年5月26日 |
獲得タイトル
編集脚注
編集- ^ INTER. FIGHTING CHAMPIONSHIP MMA & BOXING CHAMPIONS
- ^ 【IFL】三大王座戦は王者が貫録の防衛に成功 MMAPLANET 2008年4月7日
- ^ 【Affliction】ノゲイラ弟、元IFL王者をヒザ蹴り葬 MMAPLANET 2009年1月25日
- ^ 【UFC LIVE】39歳、出戻りの元IFL王者が復帰後2戦2勝 MMAPLANET 2010年3月22日
- ^ 【UFC】ジョンズが猛攻、マティシェンコを難なく撃破 MMAPLANET 2010年8月2日
- ^ 【UFC122】マティシェンコが秒殺TKO勝ち MMAPLANET 2010年11月14日
- ^ 【Bellator116】マティシェンコ、引退試合は北南絞めにタップ MMAPLANET 2014年4月12日
関連項目
編集外部リンク
編集前王者 王座新設 |
初代IFL世界ライトヘビー級王者 2007年11月3日 - 2008年7月31日 |
次王者 王座廃止 |