ウェディング・テーブル
『ウェディング・テーブル』(原題:Table 19)は2017年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督はジェフリー・ブリッツ、主演はアナ・ケンドリックが務めた。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、Amazonプライム・ビデオでの配信が行われている[3]。
ウェディング・テーブル | |
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Table 19 | |
監督 | ジェフリー・ブリッツ |
脚本 | ジェフリー・ブリッツ |
原案 |
ジェフリー・ブリッツ マーク・デュプラス ジェイ・デュプラス |
製作 |
ダン・コーエン ショーン・レヴィ マーク・ロバーツ P・ジェニファー・デイナ トム・マクナルティ |
製作総指揮 |
ロス・ジェイコブソン シェルドン・ラビノヴィッツ ジェレミー・キップ・ウォーカー |
出演者 |
アナ・ケンドリック クレイグ・ロビンソン ジューン・スキッブ リサ・クドロー |
音楽 | ジョン・スウィハート |
撮影 | ベン・リチャードソン |
編集 | ヤナ・ゴルスカヤ |
製作会社 |
3311プロダクションズ 21ラップス・エンターテインメント |
配給 | フォックス・サーチライト・ピクチャーズ |
公開 |
2017年3月3日 劇場未公開 |
上映時間 | 87分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 500万ドル[2] |
興行収入 | $4,620,399[2] |
概略
編集エロイーズ・マクギャリーは長年の友人(フランシー)の結婚式に複雑な気分で参列していた。それは新郎新婦から最も遠い19番テーブルに座らされたためでもあったが、それだけではなかった。元々、エロイーズは新婦の付添人を務める予定だったが、式の2ヶ月前に恋人のテディと破局してしまった。テディは新郎の兄として付添人を務めることになっていたため、エロイーズは新婦の付添人を辞退した。ところが、その後釜に座ったのはテディの新しい恋人、ニッキーであった。仲睦まじいテディとニッキーの姿が目に入るたび、エロイーズは不快感を覚えずにはおれなかったのである。
さらに悪いことに、エロイーズが同席することになった人たちは風変わりな人ばかりであった。内心うんざりしたエロイーズだったが、彼/彼女らとの出会いが思わぬ幸運をもたらすのだった。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹き替え
- エロイーズ・マクギャリー:アナ・ケンドリック(白石涼子)
- ジェリー・ケップ:クレイグ・ロビンソン(乃村健次)
- ジョー・フラナガン:ジューン・スキッブ(谷育子)
- ビーナ・ケップ:リサ・クドロー(渡辺美佐)
- ウォルター・シンブル:スティーヴン・マーチャント(平川大輔)
- レンゾ・エックバーグ:トニー・レヴォロリ(井上優)
- テッド:ワイアット・ラッセル(高橋英則)
- ニッキー:アマンダ・クルー
- ハック:トーマス・コッケレル
- キャロル・ミルナー:ベッキー・アン・ベイカー
- ルーク・ファフラー:アンディ・デイリー
- ケイト・ミルナー:マリア・セイヤー(相川奈都姫)
- ドニー・ハクジク:アンディ・ブリッツ
- フランシー・ミルナー:リア・マイヤーズ
- フリーダ・エックバーグ:マーゴ・マーティンデイル
製作
編集2009年4月4日、マーク・デュプラスとジェイ・デュプラスが本作の監督に起用されたと報じられたが[4]、両名は後に降板した。2011年10月27日、ジェフリー・ブリッツに本作の監督オファーが出ているとの報道があった[5]。2015年3月24日、本作の主要キャストが発表された[6]。
本作の主要撮影は2015年3月27日にジョージア州アトランタで始まり[7]、同年4月30日に終了した[8]。2016年2月2日、ジョン・スウィハートが本作で使用される楽曲を手がけるとの報道があった[9]。2017年3月3日、グラスノート・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[10]。
公開・興行収入
編集当初、本作は2017年1月20日に全米公開される予定だったが[11]、後に公開日は同年3月3日に延期された。
2016年7月8日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]。2017年3月3日、本作は全米868館で封切られ、公開初週末に159万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場17位となった[13]。
評価
編集本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには118件のレビューがあり、批評家支持率は25%、平均点は10点満点で4.6点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「実際に結婚式で見知らぬ人とテーブルを囲んで座るより、『ウェディング・テーブル』を鑑賞した方が少しは楽しめるだろう。ただ、同作を鑑賞する際には結婚式のときのようなオープンバーはまずなく、酒で気分を紛らわせることはできないのだが。」となっている[14]。また、Metacriticには29件のレビューがあり、加重平均値は40/100となっている[15]。
出典
編集- ^ “ウェディング・テーブル”. 映画.com. 2021年1月24日閲覧。
- ^ a b “Table 19 (2017)”. The Numbers. 2021年1月22日閲覧。
- ^ “ウェディング・テーブル (吹替版)”. Amazonプライム・ビデオ. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “The Duplass Brothers’ Table 19 Set Up at Fox Searchlight”. /Film (2009年4月4日). 2021年1月22日閲覧。
- ^ “Jeffrey Blitz in talks to helm ‘Table 19’”. Variety (2011年10月27日). 2021年1月22日閲覧。
- ^ “Anna Kendrick Reunites With ‘Rocket Science’ Director Jeffrey Blitz For ‘Table 19’”. Deadline.com (2015年3月24日). 2021年1月22日閲覧。
- ^ “On the Set for 3/30/15: Brad Pitt, Christian Bale & Ryan Gosling Start on ‘The Big Short’, Julianne Moore Wraps ‘Maggie’s Plan’ & More”. SSN Insider (2015年3月30日). 2021年1月22日閲覧。
- ^ “On the Set for 5/4/15: Independence Day 2 Starts Shooting While Directors Jodie Foster and Martin Scorsese Wrap Their Films”. SSN Insider (2015年5月4日). 2021年1月22日閲覧。
- ^ “John Swihart to Score Jeffrey Blitz’s ‘Table 19’”. Film Music Reporter (2016年2月2日). 2021年1月22日閲覧。
- ^ “‘Table 19’ Soundtrack Announced”. Film Music Reporter (2017年3月2日). 2021年1月24日閲覧。
- ^ “'Table 19' Trailer: Anna Kendrick, Lisa Kudrow Are a Wedding's Most Unwanted Guests”. Hollywood Reporter (2016年7月7日). 2021年1月24日閲覧。
- ^ “TABLE 19 Official Trailer HD FOX Searchlight”. YouTube (2016年7月8日). 2021年1月24日閲覧。
- ^ “Domestic 2017 Weekend 9/March 3-5, 2017”. Box Office Mojo. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “Table 19”. Rotten Tomatoes. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “Table 19 (2017)”. Metacritic. 2021年1月24日閲覧。