ウィルソン・ヘイス
ウィルソン・ヘイス(Wilson Reis、1985年1月6日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。ミナスジェライス州ジャヌアリア出身。アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ在住。アライアンスMMA/G13ブラジリアン柔術所属。元EliteXC世界バンタム級王者。
基本情報 | |
---|---|
本名 |
ウィウソン・ヘイス (Wilson Reis) |
国籍 | ブラジル |
生年月日 | 1985年1月6日(39歳) |
出身地 |
ブラジル ミナスジェライス州ジャヌアリア |
居住 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンディエゴ |
所属 |
ブラジリアン・トップチーム →Brazilian Jiu-Jitsu United アライアンスMMA |
身長 | 163cm |
体重 | 57kg |
リーチ | 165cm |
階級 |
フェザー級 →バンタム級 →フライ級 |
バックボーン | ブラジリアン柔術 |
総合格闘技戦績 | |
総試合数 | 37 |
勝ち | 25 |
一本勝ち | 11 |
判定勝ち | 14 |
敗け | 12 |
来歴
編集ホベルト・ゴドイの下でブラジリアン柔術を学び、ゴドイがブラジリアン・トップチームに入るのと同時にヘイスもBTT入りした。2004年に19歳で世界柔術選手権の茶帯プルーマ級で優勝を果たした(同門のブルーノ・バルボーザが決勝進出を決めたため、決勝は行われなかった)[1]。
2007年、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアに移住[1]。7月28日、Extreme Challengeでプロデビュー。
2008年1月25日、EliteXCによる人材育成大会であるShoXC: Elite Challenger Seriesでザック・マコウスキーと対戦し、肩固めで一本勝ち。7月26日、EliteXC: Unfinished Businessでブライアン・キャラウェイと対戦し、3-0の判定勝ち[2]。
2008年9月26日、EliteXC世界バンタム級(-64kg)王座決定戦でエイブル・カラムと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。
Bellator
編集2009年4月10日、Bellatorシーズン1のフェザー級トーナメントに優勝候補として出場[4]。1回戦でヘンリー・マルチネスと対戦し、3-0の判定勝ち[5]。5月8日、準決勝でジョー・ソトと対戦し、0-3の判定負け[6]。総合格闘技8戦目での初黒星となった。
2009年6月5日、Bellator Xでロベルト・バルガスと対戦し、2-1の判定勝ち[7]。
2010年2月3日、SRC12での星野勇二との対戦が発表されたが[8]、2月24日に腰の負傷による欠場が発表された[9]。
2010年4月15日、Bellatorシーズン2のフェザー級トーナメント1回戦でシャド・ライルレーと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち[10]。5月13日、準決勝でパトリシオ・ピットブルと対戦し、0-3の判定負け[11]。10月21日、Bellator 33でデイヴィダス・タウロセヴィチュスと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。
UFC
編集2013年9月21日、UFCデビュー戦となったUFC 165でバンタム級ランキング10位のアイヴァン・メンジバーと対戦して、判定勝ち。
2014年2月15日、UFC Fight Night: Machida vs. Mousasiでバンタム級ランキング10位のユーリ・アルカンタラと対戦し、判定負け。
2014年8月23日、フライ級転向初戦となったUFC Fight Night: Henderson vs. dos Anjosでジョビー・サンチェスと対戦し、判定勝ち。
2014年10月25日、UFC 179でフライ級ランキング15位のスコット・ヨルゲンセンと対戦し、肩固めで一本勝ち。この試合はヨルゲンセンの体重超過により58kg契約で行われた。
2015年5月30日、UFC Fight Night: Condit vs. Alvesでフライ級ランキング4位のジュシー・フォルミーガと対戦し、判定負け。
2016年1月30日、UFC on FOX 18でフライ級ランキング9位のダスティン・オーティスと対戦し、判定勝利。
2017年4月15日、UFC on FOX 24のUFC世界フライ級タイトルマッチで王者のデメトリアス・ジョンソンに挑戦し、腕ひしぎ十字固めで自身のプロキャリアで初めて一本負けを喫し、王座獲得に失敗した。
2017年9月9日、UFC 215でフライ級ランキング2位のヘンリー・セフードと対戦し、パウンドでTKO負け。
2018年4月14日、UFC on FOX 29でフライ級ランキング10位のジョン・モラガと対戦し、判定負け。
2018年12月2日、UFC Fight Night: dos Santos vs. Tuivasaでフライ級ランキング10位のベン・グエンと対戦し、判定勝ち。
2019年4月13日、UFC 236でフライ級ランキング5位のアレッシャンドリ・パントージャと対戦し、TKO負け。
戦績
編集総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
39 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
27 勝 | 0 | 12 | 15 | 0 | 0 | 0 |
12 敗 | 5 | 1 | 6 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ジョニー・キャンベル | 3R 2:20 リアネイキッドチョーク | Cage Warriors 149 | 2023年3月3日 |
○ | トーマス・グロンヴァル | 5分3R終了 判定3-0 | Cage Warriors 148 | 2022年12月31日 |
○ | ジェレマイア・ラビアーノ | 5分3R終了 判定2-1 | Cage Warriors 133 | 2021年3月4日 |
× | テイラー・ラピルス | 5分3R終了 判定0-3 | Ares FC 2 | 2021年12月11日 |
× | ドニー・マトス | 1R 0:16 KO(パンチ) | Budo Sento Championship 2 | 2021年4月10日 |
○ | カルロス・ブリセーニョ | 2R 4:38 肩固め | Budo Sento Championship | 2020年11月14日 |
× | アレッシャンドリ・パントージャ | 1R 2:58 TKO(右ストレート→パウンド) | UFC 236: Holloway vs. Poirier 2 | 2019年4月13日 |
○ | ベン・グエン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: dos Santos vs. Tuivasa | 2018年12月2日 |
× | ジョン・モラガ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC on FOX 29: Poirier vs. Gaethje | 2018年4月14日 |
× | ヘンリー・セフード | 2R 0:25 TKO(右ストレート→パウンド) | UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2 | 2017年9月9日 |
× | デメトリアス・ジョンソン | 3R 4:49 腕ひしぎ十字固め | UFC on FOX 24: Johnson vs. Reis 【UFC世界フライ級タイトルマッチ】 |
2017年4月15日 |
○ | 佐々木憂流迦 | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 208: Holm vs. de Randamie | 2017年2月11日 |
○ | ヘクター・サンドバル | 1R 1:49 リアネイキドチョーク | UFC 201: Lawler vs. Woodley | 2016年7月30日 |
○ | ダスティン・オーティス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC on FOX 18: Johnson vs. Bader | 2016年1月30日 |
× | ジュシー・フォルミーガ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC Fight Night: Condit vs. Alves | 2015年5月30日 |
○ | スコット・ヨルゲンセン | 1R 3:28 肩固め | UFC 179: Aldo vs. Mendes 2 | 2014年10月25日 |
○ | ジョビー・サンチェス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Henderson vs. dos Anjos | 2014年8月23日 |
× | ユーリ・アルカンタラ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC Fight Night: Machida vs. Mousasi | 2014年2月15日 |
○ | アイヴァン・メンジバー | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 165: Jones vs. Gustafsson | 2013年9月21日 |
○ | オーエン・ロディ | 3R 1:38 リアネイキドチョーク | Cage Warriors 50 | 2012年12月8日 |
○ | ビリー・ヴォーン | 1R 3:28 肩固め | Matrix Fights 7 | 2012年10月26日 |
○ | コーディ・スティーブンス | 5分3R終了 判定3-0 | Matrix Fights 6 | 2012年7月13日 |
○ | ブルーノ・メネゼス | 1R 3:20 リアネイキドチョーク | WFE 11: Platinum 【WFEバンタム級王座決定戦】 |
2011年12月16日 |
× | エドゥアルド・ダンタス | 2R 1:02 KO(跳び膝蹴り→パウンド) | Bellator 51 【バンタム級トーナメント 1回戦】 |
2011年9月24日 |
× | パトリシオ・ピットブル | 3R 3:29 KO(スタンドパンチ連打) | Bellator 41 【フェザー級トーナメント 準決勝】 |
2011年4月16日 |
○ | ザック・ジョージ | 1R 2:09 リアネイキドチョーク | Bellator 37 【フェザー級トーナメント 1回戦】 |
2011年3月19日 |
○ | デイヴィダス・タウロセヴィチュス | 5分3R終了 判定2-1 | Bellator 33 | 2010年10月21日 |
× | パトリシオ・ピットブル | 5分3R終了 判定0-3 | Bellator 18 【フェザー級トーナメント 準決勝】 |
2010年5月13日 |
○ | シャド・ライルレー | 3R 3:33 チョークスリーパー | Bellator 14 【フェザー級トーナメント 1回戦】 |
2010年4月15日 |
○ | ドゥエイン・シェルトン | 5分3R終了 判定3-0 | Locked in the Cage 1 【Extreme Forceフェザー級王座決定戦】 |
2009年11月20日 |
○ | ロベルト・バルガス | 5分3R終了 判定2-1 | Bellator X | 2009年6月5日 |
× | ジョー・ソト | 5分3R終了 判定0-3 | Bellator VI 【フェザー級トーナメント 準決勝】 |
2009年5月8日 |
○ | ヘンリー・マルチネス | 5分3R終了 判定3-0 | Bellator II 【フェザー級トーナメント 1回戦】 |
2009年4月10日 |
○ | エイブル・カラム | 5分5R終了 判定3-0 | ShoXC: Elite Challenger Series 【EliteXC世界バンタム級王座決定戦】 |
2008年9月26日 |
○ | ブライアン・キャラウェイ | 5分3R終了 判定3-0 | EliteXC: Unfinished Business | 2008年7月26日 |
○ | ジャスティン・ロビンズ | 1R 4:06 チョークスリーパー | EliteXC: Primetime | 2008年5月31日 |
○ | ザック・マコウスキー | 2R 1:15 肩固め | ShoXC: Elite Challenger Series | 2008年1月25日 |
○ | ディエゴ・ヒメネス | 1R 2:00 チョークスリーパー | CITC: Fearless Fighters Return | 2007年10月6日 |
○ | 馬場成保 | 5分3R終了 判定3-0 | Extreme Challenge 81 | 2007年7月28日 |
獲得タイトル
編集表彰
編集- ブラジリアン柔術 黒帯
脚注
編集- ^ a b 【BFC】第6週はフェザー級準決勝、ヘイスの柔術に注目!! MMAPLANET 2009年5月8日
- ^ 【EXC】 CBS全米中継第2弾は熱戦続出! 3大世界戦に"悪童"も登場!(MMAPLANET) MMAPLANET(livedoorスポーツ) 2008年7月27日
- ^ 育成大会ShoXCでバンタム級初代王者が決定! MMAPLANET 2008年9月27日
- ^ 【BFC】ベラトールFC、4階級トーナメント出場選手確定 MMAPLANET 2009年3月28日
- ^ 【BFC】ベラトール第2週の結果と第3週注目のファイター MMAPLANET 2009年4月17日
- ^ 【BFC】ベラトール6 メインは微妙な判定でソトが決勝へ MMAPLANET 2009年5月14日
- ^ 【BFC】速報ベラトール10 フェザー級初代王者はジョー・ソト MMAPLANET 2009年6月6日
- ^ 【SRC戦極】3・7ポーランド国内でも話題沸騰!?サンチアゴVSハリドヴのチャンピオンシップ決定 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年2月3日
- ^ 【SRC戦極】3・7マルロン・サンドロVS鹿又智成、星野勇二VSニック・デニス決定 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年2月24日
- ^ 【BFC14】ウィルソン・ヘイス、パスガード・オンステージ MMAPLANET 2010年4月17日
- ^ 【BFC18】パトリシオ・ピッチブル、テイクダウン許さず勝利 MMAPLANET 2010年5月14日
関連項目
編集外部リンク
編集前王者 王座新設 |
初代EliteXC世界バンタム級王者 2008年9月26日 - 2008年10月20日 |
次王者 王座廃止 |