イオンタワー
イオンタワーは、千葉県千葉市美浜区の幕張新都心にある、イオン株式会社の本社ビル(超高層建築物)である。別棟はイオンタワーアネックス。
イオンタワー Aeon Tower | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 |
座標 | 北緯35度39分4.6秒 東経140度2分17.9秒 / 北緯35.651278度 東経140.038306度座標: 北緯35度39分4.6秒 東経140度2分17.9秒 / 北緯35.651278度 東経140.038306度 |
状態 | 完成 |
竣工 | 1994年5月 |
用途 | 店舗・オフィス |
地上高 | |
高さ |
最高部 112.55 m 軒高 111.75 m |
各種諸元 | |
階数 | 地上26階 地下1階 |
敷地面積 | 10,941.125 m² |
建築面積 | 7,943.915 m² |
延床面積 | 52,819.010 m² |
構造形式 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造 |
関連企業 | |
設計 | 鹿島建設・東畑建築事務所[1] |
施工 | 鹿島建設・ハザマ |
デベロッパー | イオン株式会社 |
管理運営 | イオン株式会社 |
概要
地上26階、地下1階、高さ112.55メートルの超高層建築物となっている。イオン本体の他に、イオンリテール等イオングループ企業の本社や労働組合も同ビル内に入居している。建物は、古代ギリシアの建築でよく見られる列柱をあしらっており、主管となる高層棟と別棟の低層棟(地上3階、地下1階)からなる[2]。
1989年(平成元年)にジャスコグループが「イオングループ」へ改称した後、1994年(平成6年)にイオンタワーが竣工した[3]。これを機に、東京本社(東京都千代田区神田錦町)や、都内数十か所に分散していた本部機能がイオンタワーへと集約されることになった[2]。
幕張新都心の開発にあたり、千葉県開発公社が行っていた上場企業の本社誘致にジャスコ(現・イオン)が応え、イオンタワーの用地は比較的安く購入することができた[4]。ただ、当初はバブル景気により建設費が高騰しており、実際に建設を発注したのは1992年(平成4年)のことであった[4]。
また2011年には、隣接する幕張東京海上ビルを買収し、イオンタワーアネックスと改称した[5][6]。こちらにはイオングループの卸売事業を手掛けるイオントップバリュ(旧・アイク)の本社やミニストップイオンタワーアネックス店などが入居する。
入居企業・部門
階数 | 企業名 部門名 |
---|---|
24F | イオン環境財団 イオングッドライフクラブ本部 |
: | |
22F | イオンリテール株式会社 リーシング本部 イオンリテール株式会社 NSC事業部 イオングループ労働組合連合会 イオンリテールワーカーズユニオン |
21F | イオンリテール株式会社 イオンリテール株式会社 スポーツ&レジャー事業部 イオンフィナンシャルサービス株式会社 イオン銀行従業員組合 |
20F | イオン保険サービス株式会社 |
19F | イオンアグリ創造株式会社 |
: | |
15F | 株式会社イオンイーハート イオンタワー従業員食堂 |
: | |
13F | 株式会社イオンファンタジー イオンリテール株式会社 エスプリミュール事業部 イオンリテール株式会社 SELF+SERVICE事業部 |
12F | 株式会社イオンアイビス |
11F | イオントップバリュ株式会社 イオンディライト株式会社 幕張事務所 イオンドットコム株式会社 幕張オフィス |
10F | イオンタウン株式会社 イオンタウンユニオン |
9F | イオンモール株式会社 |
8F | |
7F | イオンモール株式会社 イオンモール労働組合 |
6F | ミニストップ株式会社 ミニストップユニオン |
5F | ATジャパン株式会社 |
: | |
3F | イオンマーケティング株式会社 |
2F | イオン歴史館 |
1F | イオンコンパス株式会社 幕張店(イオンタワー営業所) イート&ハート ミニストップ イオンタワー店 イオンタワー薬局 イオン銀行ATM |
階数は不明であるが、以下のグループ会社の本社もこのビルに入居している。
- 株式会社生活品質科学研究所
- イオングローバルSCM株式会社
- ハピコム事務局
かつては、5階にイオンリテールのマックスバリュ事業本部が存在していたが、2010年2月21日にイオンリテール運営のマックスバリュのほとんどをイオンが新たに設立したMV北東北・MV南東北・MV関東・MV中京・MV北陸・MV長野へ事業譲渡したため、同日付で解散した。
アクセス
公共交通機関
自動車
- 最寄りインターチェンジ
- 東関東自動車道 湾岸千葉インターチェンジ
- 東関東自動車道 湾岸習志野インターチェンジ
- 京葉道路 幕張インターチェンジ
脚注
出典
- ^ トップページ > 実績紹介トップ > 商業施設 > イオンタワー - 東畑建築事務所公式ウェブサイト、2013年10月13日閲覧
- ^ a b ジャスコ 2000, p. 539.
- ^ ジャスコ 2000, p. 534.
- ^ a b ジャスコ 2000, p. 540.
- ^ “東京海上日動、幕張新都心のビル売却へ”. 日本経済新聞 (2010年10月27日). 2024年3月2日閲覧。
- ^ 日経MJ(流通新聞) (2011年6月3日). “イオン、本社隣に新オフィス、千葉・幕張へ集積進める。”. JAPAN SHOP. 2019年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月25日閲覧。
- ^ イオン 2020, p. 713.
参考文献
- ジャスコ株式会社 編『ジャスコ三十年史』ジャスコ株式会社、2000年12月。
- ジャスコ株式会社 編『ジャスコ三十年史』ジャスコ株式会社、2000年12月。国立国会図書館書誌ID:000002966781。