アーヴァンク
アーヴァンク
編集アーヴァンク(Afanc)とは、英国のコンヴィーレイクという川に住み着く幻獣の一種。『マビノギオン』の「エヴラウクの息子ペラドゥルの物語」にはアダンク(Adanc, Addanc)として現れる。
大きな青黒いビーバーの姿をしている[1]。ユニコーンのように美女が好き[1]。それだけに、メスは少ない。爪は鋭く[1]、これにより獲物の魚を引き裂いて食う。怖ろしい怪力を持っている[1]。これで大岩を運んで巣を作る。性格は気荒く、人間さえ食い尽くす[要出典]。人間と会話をすることもできるという。[2]
脚注
編集参考文献
編集- 草野巧『幻想動物事典』新紀元社〈ファンタジー事典シリーズ〉、1997年5月。ISBN 978-4-88317-283-2。
- 『幻想生物 西洋編』新紀元社、2010年10月16日、176頁。ISBN 978-4-7753-0823-3。