アーロン・ゴードン
アーロン・アディソン・ゴードン(Aaron Addison Gordon 1995年9月16日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ出身のプロバスケットボール選手。NBAのデンバー・ナゲッツに所属している。ポジションはパワーフォワード、スモールフォワード。愛称はスラムダンクコンテストで50点満点を連発したことから、ミスター50[2]。
オーランド・マジックでのゴードン (2019年) | ||||||||||||
デンバー・ナゲッツ No.50 | ||||||||||||
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ポジション | PF / SF | |||||||||||
所属リーグ | NBA | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
愛称 |
AG Mr.50 | |||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||||||||||
生年月日 | 1995年9月16日(29歳) | |||||||||||
出身地 | カリフォルニア州サンノゼ | |||||||||||
身長 | 203cm (6 ft 8 in) | |||||||||||
体重 | 107kg (236 lb) | |||||||||||
シューズ | 361°[1] | |||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||
高校 | アーチビショップ・ミッティ高等学校 | |||||||||||
大学 | アリゾナ大学 | |||||||||||
NBAドラフト | 2014年 / 1巡目 / 全体4位[1] | |||||||||||
オーランド・マジックから指名 | ||||||||||||
プロ選手期間 | 2014年–現在 | |||||||||||
経歴 | ||||||||||||
2014–2021 | オーランド・マジック | |||||||||||
2021– | デンバー・ナゲッツ | |||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||
キャップ | アメリカ合衆国 | |||||||||||
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来歴
編集カレッジ
編集アリゾナ大学では1年生から活躍し、パシフィック12カンファレンス(PAC-12)の有力選手として活躍[3]。1年間プレーしただけで2014年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明した[4]。
オーランド・マジック
編集ドラフトでは全体4位という高評価でオーランド・マジックから指名された[5]。期待された1年目のシーズンは、2014年11月16日のワシントン・ウィザーズ戦で左足を骨折するという重傷を負い[6]、2ヶ月を欠場。結局45試合の出場に止まり、平均5.3得点に終わった。
2015-16シーズン、2016年NBAオールスターゲームダンクコンテストにおいて、下馬評を遥かに上回るパフォーマンスを見せ、昨年度王者のザック・ラヴィーンと熱戦を繰り広げた[7]。シーズンの後半は先発に定着した。
2017-18シーズン、2017年10月24日のブルックリン・ネッツ戦、自身初の40点越えとなる41得点を記録した[8]。シーズン平均で17.6得点・7.9リバウンド・3P成功率33.6%と、飛躍のシーズンとなった。シーズン終了後に制限付きFAとなったが、2018年7月1日にマジックと4年8400万ドルで再契約した[9]。
2018-19シーズンは前年に比べてアシストを大幅に伸ばした。自身初のプレーオフに出場したものの、1回戦でトロント・ラプターズに敗れた。
2019-2020シーズンは、自身2度目のNBAオールスタースラムダンクコンテストに出場。決勝まで勝ち進み、決勝で身長229cmのタッコ・フォールを飛び越えてダンクを決める驚愕のパフォーマンスを披露。相手のデリック・ジョーンズ・ジュニアよりもインパクトの強いダンクであり、会場中がゴードンの勝利を確信していたが、審査員の判定でジョーンズに1点及ばず敗れ、またも優勝とはならなかった。この判定は物議を醸し[10]、ゴードンも不満を漏らした[11]。 またこのシーズン途中の2月に中国のスポーツメーカーである361°とシューズの契約を結んでいる[要出典]。
デンバー・ナゲッツ
編集2021年3月25日にゲイリー・ハリス、R・J・ハンプトン、ドラフト指名権とのトレードで、ゲイリー・クラークと共にデンバー・ナゲッツへ移籍した[12]。オフの9月28日にナゲッツと4年9200万ドルで契約延長した[13]。
2022-23シーズンにて、デンバー・ナゲッツのスターティングメンバーの一員としてNBA制覇を達成。
プレースタイル
編集この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
アウトサイド、インサイド共に点を取れるバランスのいい選手。ダンクコンテストからもわかるように、試合中も度々豪快なダンクで会場を湧かせる。チーム事情でSF起用のときは調子が出づらい傾向にある。[要出典]
その他
編集カイリー・アービング主演の映画「アンクル・ドリュー」(2018年)に出演している。
個人成績
編集略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
優勝シーズン |
レギュラーシーズン
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2014–15 | ORL | 47 | 8 | 17.0 | .447 | .271 | .721 | 3.6 | .7 | .4 | .5 | 5.2 |
2015–16 | 78 | 37 | 23.9 | .473 | .296 | .668 | 6.5 | 1.6 | .8 | .7 | 9.2 | |
2016–17 | 80 | 72 | 28.7 | .454 | .288 | .719 | 5.1 | 1.9 | .8 | .5 | 12.7 | |
2017–18 | 58 | 57 | 32.9 | .434 | .336 | .698 | 7.9 | 2.3 | 1.0 | .8 | 17.6 | |
2018–19 | 78 | 78 | 33.8 | .449 | .349 | .731 | 7.4 | 3.7 | .7 | .7 | 16.0 | |
2019–20 | 62 | 62 | 32.5 | .437 | .308 | .674 | 7.7 | 3.7 | .8 | .6 | 14.4 | |
2020–21 | 25 | 25 | 29.4 | .437 | .375 | .629 | 6.6 | 4.2 | .6 | .8 | 14.6 | |
DEN | 25 | 25 | 25.9 | .500 | .266 | .705 | 4.7 | 2.2 | .7 | .6 | 10.2 | |
2021–22 | 75 | 75 | 31.7 | .520 | .335 | .743 | 5.9 | 2.5 | .6 | .6 | 15.0 | |
2022–23 | 68 | 68 | 30.2 | .564 | .347 | .608 | 6.6 | 3.0 | .8 | .8 | 16.3 | |
2023–24 | 73 | 73 | 31.5 | .556 | .290 | .658 | 6.5 | 3.5 | .8 | .6 | 13.9 | |
通算 | 669 | 580 | 29.3 | .481 | .323 | .683 | 6.3 | 2.7 | .7 | .6 | 13.5 |
プレーオフ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2019 | ORL | 5 | 5 | 32.8 | .468 | .400 | .526 | 7.2 | 3.6 | 1.2 | .2 | 15.2 |
2021 | DEN | 10 | 10 | 29.9 | .434 | .391 | .640 | 5.4 | 2.0 | .5 | .3 | 11.1 |
2022 | 5 | 5 | 32.0 | .426 | .200 | .714 | 7.2 | 2.6 | .4 | 1.2 | 13.8 | |
2023 | 20 | 20 | 35.7 | .518 | .391 | .652 | 6.0 | 2.6 | .6 | .7 | 13.3 | |
2024 | 12 | 12 | 37.1 | .585 | .407 | .821 | 7.3 | 4.4 | .8 | .6 | 14.3 | |
通算 | 52 | 52 | 34.2 | .502 | .374 | .675 | 6.4 | 3.0 | .7 | .6 | 13.3 |
ディスコグラフィー
編集- Pull Up (2020,ラッパーのモーとのタイアップ)
- 9 OUT OF 10 (2020)
- LVL UP (2020,ラッパーのモーとのタイアップ)
脚注
編集- ^ “Aaron Gordon and his new kicks are ready for the dunk contest” (英語). ESPN.com (2020年2月15日). 2023年6月10日閲覧。
- ^ Ganglani, Nicole (2021年3月29日). “Aaron Gordon's Real Reason For Choosing '50' As Jersey Number With Nuggets” (英語). ClutchPoints. 2021年5月3日閲覧。
- ^ http://pac-12.com/article/2014/03/10/2013-14-pac-12-conference-mens-basketball-honors
- ^ http://www.nba.com/2014/news/04/15/arizona-gordon-johnson-declare-for-nba-draft.ap/
- ^ http://www.nba.com/magic/denton-magic-draft-gordon-reportedly-trade-payton
- ^ http://www.nba.com/magic/gordon-out-indefinitely-after-fracturing-bone-foot
- ^ Zach LaVine wins slam dunk contest in battle with Aaron Gordon
- ^ Magic's Aaron Gordon sets career high with 41 points
- ^ “注目FAの1人、アーロン・ゴードンがマジックと4年8,400万ドルで再契約へ”. バスケットボールキング (2018年7月2日). 2019年4月24日閲覧。
- ^ “衝撃の“229cm人越えダンク”でコンテストV逸 米物議「冒涜」「100万%優勝だ」”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト. 2020年2月17日閲覧。
- ^ “ダンクコンテスト“疑惑の判定”に泣いたゴードン 「仕切ってるのは誰だ」と不満爆発”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト. 2020年2月17日閲覧。
- ^ “Magic Acquire R.J. Hampton, Gary Harris and First Round Draft Pick From Nuggets” (英語). Orlando Magic. 2021年4月24日閲覧。
- ^ “Denver Nuggets Extend Aaron Gordon” (英語). Denver Nuggets. 2021年10月6日閲覧。
外部リンク
編集- アーロン・ゴードン --- ドラフト情報 --- NBADraft.net ,DraftExpress.com
- アーロン・ゴードンの通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM、Yahoo
- Aaron Gordon at arizonawildcats.com
- Aaron Gordon (@Double0AG) - X(旧Twitter) - フォロワー数10万人以上
- Aaron Gordon (officialaarongordon) - Facebook
- Aaron Gordon (@youngheirgordon) - Instagram - フォロワー数100万人以上