アーサー・アッシュ・スタジアム
アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)はニューヨーク市クイーンズ区のフラッシング・メドウのUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター内にある世界最大のテニス専用競技場。
アーサー・アッシュ・スタジアム | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 | USTA Billie Jean King National Tennis Center, Flushing, Queens, New York |
位置 | 北緯40度44分59.6秒 西経73度50分49.3秒 / 北緯40.749889度 西経73.847028度座標: 北緯40度44分59.6秒 西経73度50分49.3秒 / 北緯40.749889度 西経73.847028度 |
開場 | 1997年4月13日 |
所有者 | USTA |
グラウンド | DecoTurf |
建設費 | 2億5,400万ドル |
設計者 | ロセッティ・アーキテクツ |
使用チーム、大会 | |
全米オープン(1997年 - ) | |
収容人員 | |
22,547人 |
概要
編集スタジアムはアフリカ系アメリカ人のアーサー・アッシュの功績を称えて、それまでのルイ・アームストロング・スタジアムに代わり、1997年に開場。毎年開催される全米オープンテニスのセンターコートとして知られる。開幕前のアーサー・アッシュ・キッズデーも開催される。
アーサー・アッシュ・スタジアムは22,547の個席、90のスイート席、5つのレストランと2つのラウンジがあり、MLBのニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドの近くにある。そのため、野球とテニスが両方楽しめることもある。
2008年7月19日には女子バスケットボールのWNBA「ニューヨーク・リバティ対インディアナ・フィーバー」の試合が同所で行われた[1]。さらに2019年にはフォートナイトW杯決勝大会が開催された。2021年にはAEWプロレス興行が開催。
2013年、主催するUSTAは5億5000万ドルの建設費をかけて、開閉式屋根を取り付けると発表した[2]。2016年に完成し、同年の全米オープンから使用開始。男子シングルス2回戦のラファエル・ナダル対アンドレアス・セッピ戦の途中で公式戦初使用となった。
アクセス
編集- ニューヨーク市地下鉄7系統、メッツ-ウィレッツ・ポイント駅下車すぐ。
- ロングアイランド鉄道ポート・ワシントン支線 メッツ-ウィレッツ・ポイント駅下車すぐ(この駅はメッツ戦開催時のみ営業)。
出典
編集- “Ashe & Armstrong Stadiums”. United States Tennis Association's official website. November 16, 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。June 30, 2005閲覧。
脚注
編集- ^ Robbins, Liz (2008年7月20日). “Liberty Has Its Moment in History, if Not a Victory”. New York Times 2009年8月30日閲覧。
- ^ http://www.nytimes.com/2013/08/16/sports/tennis/us-open-renovation-plan-now-includes-two-roofs.html?ref=sports