アークスグループの商業ブランド

アークスグループの商業ブランド(アークスグループのしょうぎょうブランド)では、アークスグループで使われている屋号(ストアネーム、ブランド)についての概要を説明する。

スーパーマーケット

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店舗の一例 店舗ブランド名・概要
 
スーパーアークス
運営会社:ラルズ福原道南ラルズ道東アークス道北アークスベルジョイス
アークスグループの食品スーパーの大型店で使用される屋号で主力ブランド。ビッグハウスの一物三価を引き継いでいる。
2006年11月の菊水店(ラルズ運営)から出店を開始。2007年4月の中島店(当時ホームストア運営)開店を皮切りに、2019年4月の鳥取大通店(福原運営)開店により、東光ストアを除く道内各社で展開するブランドとなった。
東北でも2020年11月の矢巾店(ベルジョイス運営)から出店を開始した。
一部運営会社ではビッグハウスの改装の際に、大型店がスーパーアークスへ転換されている。ディスカウントストアのベストプライスから転換される店舗もある。
 
ラルズストア
運営会社:ラルズ
ラルズ運営の食品スーパーで中型店。2022年現在は平岸店(札幌市豊平区)と大麻駅前店(江別市)のみ。1994年以降はこの業態での新規出店はない。
改装により中型店はビッグハウススーパーアークス、小型店はラルズマートへ転換されている。
 
ラルズマート
運営会社:ラルズ、道南ラルズ、道東アークス、道北アークス
北海道のアークスグループのスーパーのうち小型店で使用される屋号。ラルズではフレッティラルズストアスーパーチェーンシガから屋号変更した店舗も多い。
ラルズマートが使われ始めたのは1989年である。一部店舗はスーパーアークスに転換されている。
 
フレッティ
運営会社:ラルズ
食品スーパーの小型店で使用。2010年頃までにラルズマートへの転換が進み、2022年現在は琴似店(札幌市西区)のみ。
ラルズの創業当時(ダイマルスーパー)からの商業ブランドを継承している。元はダイマルスーパーまたは大丸スーパーで、1987年にコーポレートアイデンティティを導入した際にフレッティ大丸、1989年にラルズの商号となった際にフレッティと変遷した。
 
ホームストア
運営会社:ラルズ
元は新日本製鐵室蘭製鐵所の購買部門が発祥のホームストアが運営する食品スーパーで、2008年にホームストアがラルズに吸収合併され、ラルズの運営となった。現在は室蘭市登別市で食品スーパーの小型店を運営する。
 
東光ストア
運営会社:東光ストア
東光ストアが札幌市と北広島市で運営するスーパー。衣料品や書籍の取り扱いを行う店舗もある。札幌東急ストアから東光ストアに商号が変更された際に屋号も札幌東急ストアから東光ストアへ変更された。(詳細は東光ストアを参照)
 
ディナーベル
運営会社:東光ストア
東光ストアが札幌市内で運営する食品スーパー。売場面積は150坪程度を基準としている。
全店で24時間営業を行っていたが、新道西店(札幌市北区)は後に営業時間が短縮された。
 
フクハラ
運営会社:福原、道東アークス
アークスグループのうち、北海道の道東地方の食品スーパー。
元は福原の屋号であったが、アークスグループ入り後、グループ内での店舗調整の際に北見市の3店舗が道東アークス運営となった。
 
ぴあざフクハラ
運営会社:福原
福原の運営する食品スーパー。大型店。
道東アークスでもフクハラ同様北見市で1店舗運営されていたが、スーパーアークスへ転換された。
 
スーパーチェーンふじ
運営会社:道北アークス
ふじから継承している食品スーパー。旭川市のほか、道北地方で展開する。
一部店舗はディスカウントストアのベストプライスに転換された。
 
Da*marche(ダ*マルシェ)
運営会社:道北アークス
旭川周辺の小商圏向け食品スーパー(小型店)[1]
 
BASIC(ベーシック)
運営会社:道東アークス
篠原商店から継承した食品スーパー。網走市で2店舗展開。
 
ユニバース
運営会社:ユニバース
ユニバースの運営する食品スーパー。2008年に「Uマート」が使用され始めるまではユニバースの食品スーパーで使用されていた。
 
Uマート
運営会社:ユニバース
ユニバースの運営する食品スーパー(小型店)で、2008年から使用されている。
2022年現在桔梗野店(弘前市)のみ。
 
ファル
運営会社:ユニバース
2006年にユニバースが吸収合併したファルから引き継いだ店舗。
2022年現在は上田店(盛岡市)、磯鶏店(宮古市)のみ。2003年に経営破綻したファルが、この段階で「ユニバース」の基準に合致するものを順次営業譲渡・屋号変更。「ユニバース」の基準に満たない店舗が「ファル」として運営されている。
 
ジョイス
運営会社:ベルジョイス
ジョイス(ベルジョイスの前身)から引き継いだ食品スーパー。
 
ベルプラス
運営会社:ベルジョイス
ベルプラス(ベルジョイスの前身)から引き継いだ食品スーパー。
 
食品館イトー
運営会社:伊藤チェーン
仙台市泉区名取市岩沼市で運営している食品スーパー。
 
イトーチェーン
運営会社:伊藤チェーン
角田市柴田町で運営している食品スーパー。
 
フーズガーデン食彩館
運営会社:伊藤チェーン
名取市、岩沼市で運営している食品スーパー。
 
スーパーオータニ
運営会社:オータニ
栃木県内で運営している食品スーパー。
 
フードオアシスOTANI
運営会社:オータニ
栃木県と埼玉県で運営している食品スーパー。

ディスカウントストア

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店舗の一例 店舗ブランド名・概要
 
ビッグハウス
運営会社:ラルズ道南ラルズ道東アークス福原ユニバースベルジョイス
ディスカウンティング・スーパーマーケット業態(食品ディスカウントストア)で中型店または大型店で使用される。
元はベル開発(ベルジョイスの前身であるベルプラスの子会社で、2011年にベルプラスへ吸収合併)の屋号及び業態であった。後にCGCグループにそのノウハウが提供され、現在もアークスグループ以外にマルイチタイヨー藤三が展開しており[2][3]、屋号の権利はベルジョイスが有している。
アークスグループでは、ラルズが中型店であったラルズストアスクラップアンドビルドした際に導入が進められた。そのため、ベルプラスがアークスグループとなった2014年以前からアークスグループではビッグハウスが使われていた。
道北アークスでも運営されていたが、スーパーアークスに全店舗業態転換している。
 
ファースト
運営会社:道東アークス
篠原商店から継承した酒類のディスカウントストア。篠原商店時代を含めて網走市の駒場店のみ。
 
ウエスタン
運営会社:道北アークス
ふじ(道北アークスの前身)から継承しているパワーセンター旭川市で展開する。スーパーアークスウエスタン北彩都のように、店名に「ウエスタン」を使う例がある。
 
ベストプライス
運営会社:道北アークス
ふじから継承している食品ディスカウントストア。旭川市で展開する。スーパーチェーンふじから転換された店舗もある。
一部店舗は改装時にスーパーアークスへ転換されている。
 
パワーズU
運営会社:ユニバース
ユニバースの運営する食品ディスカウントストア。2008年から使用されている。長らくユニバース穂並町店から転換した十和田店(十和田市)のみだったが、2023年10月14日にシンフォニープラザ店(八戸市)をオープンし、2店舗展開している[4]
 
ロッキー
運営会社:ベルジョイス
ジョイスから引き継いだ食品ディスカウントストア。スーパーロッキーの屋号も使用されている。
 
ビッグプロ
運営会社:ベルジョイス
ベルプラスから引き継いだ食品ディスカウントストア。会員制の現金卸売(ホールセールクラブ)業態。盛岡市にある1店舗(旧ベルプラスの本社と同地)のみ。

その他

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店舗の一例 店舗ブランド名・概要
 
ラルズプラザ
運営会社:ラルズ
衣料品や生活用品を中心に扱う大型店舗。元は丸友産業の金市舘で、1989年に丸友産業と合併した際に店舗を引継ぎラルズプラザを屋号とした。食品はラルズプラザとしては扱っていない。
旗艦店であった札幌店(旧・金市舘札幌)を閉店するなど縮小傾向にあり、2022年現在は芦別店(芦別市)と稚内店(稚内市)のみ。
 
パストラル
運営会社:ラルズ
ラルズが設置しているショッピングセンター星置(札幌市手稲区)、花川(石狩市)がある。それぞれラルズ運営のスーパーが入居している。
 
カインズホーム
運営会社:エルディ
ホームセンターカインズ)のフランチャイズ店舗。北海道内で3店舗(星置店花川店大曲店)を展開する。
 
アークストラベル
運営会社:福原
福原が運営する旅行代理店。札幌市に本店、帯広市に支店を置く。
 
ホテル福原
運営会社:福原
鹿追町にある温泉施設。しかりべつ湖ホテル福原(然別湖畔温泉)がある、かつてはホテル福原別館山田温泉(山田温泉)も経営していた。
 
エスエードラッグ
運営会社:サンドラッグエース
サンドラッグとアークスの合弁会社であるサンドラッグエース運営のドラッグストア。サンドラッグエースはアークスの関連会社(持株比率40%)。
2016年に譲渡店舗以外の1号店としてエスエードラッグ室蘭中央店(室蘭市のスーパーアークス室蘭中央店内)を開店させた。
 
ビッグドラッグ
運営会社:サンドラッグエース
北海道のアークスグループ店内にあるドラッグストア。エルディからサンドラッグエースに事業が譲渡されたもの。
 
ドラッグ・ユー
運営会社:サンドラッグエース
青森県のユニバース店内にあるドラッグストア。ユニバースの完全子会社である株式会社ドラッグ・ユーからサンドラッグエースへ事業が譲渡されたもの。
 
パレットプラザ
運営会社:エルディ
ラルズ店舗内で展開するDPE店。プラザクリエイトのフランチャイズ店舗。一部店舗では「フォトピット」の屋号を使用する。

過去

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店舗の一例 店舗ブランド名・概要
 
ユニークショップつしま
運営会社:道南ラルズ
ユニークショップつしまが運営していたが、2004年にスーパーマーケット事業をアークスへ売却し、株式会社道南ラルズに商号変更[5][6]
2005年に不動産会社として存続していたつしまが、第三者破産を申し立てられ、破産手続きを開始。経営面で既に関係は無かったが、顧客に誤解のないよう、順次名称を変更した[7][8]
詳細はユニークショップつしま道南ラルズを参照。
 
新 三光ストア
運営会社:ユニバース
リッツコーポレーションが運営していた三光を引き継いだ際に屋号を変更したもの。2014年に桔梗野店が閉店してブランド消滅。
詳細は三光 (スーパーマーケット)を参照。
 
スーパーチェーンシガ
運営会社:ラルズ
元は丸しめ志賀商店が運営していた食品スーパーで、2016年に丸しめ志賀商店がラルズに吸収合併されてラルズ運営となった。札幌市、小樽市石狩市で展開する。改装時にスーパーアークスラルズマートに屋号変更された。
 
余市スーパー
運営会社:ラルズ
元は丸しめ志賀商店が余市町で運営していた食品スーパーで、2016年に丸しめ志賀商店がラルズに吸収合併されてラルズ運営となった。ラルズマートに屋号変更された。

脚注

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関連項目

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