アヴェントゥーラ川口
日本のサッカークラブ
アヴェントゥーラ川口(アヴェントゥーラかわぐち、Aventura Kawaguchi)は、埼玉県川口市を本拠地とするサッカーのクラブチーム。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。
アヴェントゥーラ川口 | |
---|---|
原語表記 | アヴェントゥーラ川口 |
呼称 | アヴェントゥーラ川口 |
愛称 | アヴェ川 |
クラブカラー | 紺 |
創設年 | 2007年 |
所属リーグ | 関東サッカーリーグ |
所属ディビジョン | 2部 |
ホームタウン | 埼玉県川口市 |
ホームスタジアム | 青木町公園総合運動場陸上競技場 |
収容人数 | 2,500 |
運営法人 | 特定非営利活動法人フェアリースポーツクラブ |
代表者 | 長岡修 |
監督 | 長岡修 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
国籍 | 日本 |
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格付 | NPO法人 |
法人番号 | 4030005012744 |
専門分野 | 教育系 (スポーツ) |
設立日 | 2008年 |
代表者 | 長岡修 |
活動地域 | 埼玉県川口市 |
主な事業 | スポーツクラブ運営、地域スポーツ振興 |
郵便番号 | 332-0012 |
事務所 | 埼玉県川口市本町4丁目13番3号 東急ドエル・デュオプラザ川口壱番館105 |
外部リンク | https://aventura-kawaguchi.co.jp/ |
クラブ概要
編集2023年現在、トップチーム、ジュニアユース(U-15)、ジュニアスクール(U-12)、シルバーチーム(クラブOBを中心に構成)が活動しており、2018年3月までは女子フットサルチームも存在していた(現在は活動休止中)。トップチームはJリーグ参入を目指しており、2020年関東社会人サッカー大会にて準優勝、2021年からは関東サッカーリーグ2部に所属している。
クラブ名の「アヴェントゥーラ(Aventura)」は、ポルトガル語で「冒険」の意。
歴史
編集- 2006年 川口SC(1962年創設)が「JAPAN FUTSAL COURT」をスポンサーに迎え入れ、川口SC.Fairyzに改称。
- 2007年 JAPAN FUTSAL COURTが川口SCとの意見が合わずスポンサーから撤退。与野S.Cを吸収し、アヴェントゥーラ埼玉を創設、Jリーグ加盟を目指す[1]。
- 2008年 地域密着とJリーグ参入を本格的に目指すとしてアヴェントゥーラ川口に改称。あわせて総合型地域スポーツクラブを目指すため、特定非営利活動法人フェアリースポーツクラブを設立[2]。
- 2016年 埼玉県社会人サッカーリーグ1部で8位となり、1部2部入れ替え戦で敗れ、埼玉県社会人サッカーリーグ2部に降格。
- 2018年
- 第25回全国クラブチームサッカー選手権大会関東大会で優勝[3]、同大会全国大会では準優勝[4]。
- 埼玉県社会人サッカーリーグ2部Aブロックで優勝、埼玉県社会人サッカーリーグ1部への復帰を果たす。
- 2019年 埼玉県社会人サッカーリーグ1部で2位となり、関東社会人サッカー大会に進出。同大会の1回戦で敗退[5]。
- 2020年
2021年 - 2024年(関東リーグ)
編集- 2021年
- 関東リーグ2部初年度。8勝2分8敗の6位で残留。
- 彩の国カップ第26回埼玉県サッカー選手権大会で初優勝。天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会に初出場を果たす。
- 2022年
- 関東リーグ2部2年目。5勝2分11敗の8位で残留。前年度と比べて苦戦が続き、降格圏である9位との勝ち点差は僅か1だった。
- チームの新たな活動拠点としてフットサルコート2面を有する「アヴェントゥーラ川口Kawakin Park」がオープンする。練習場としても使用する。
- 2023年
- 関東リーグ2部3年目。8勝2分8敗の4位で残留。結果的に4年間の関東リーグ2部在籍で、最も好成績となった。
- 2024年
- 関東リーグ2部4年目。2勝8分8敗の10位(最下位)に沈む。また、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024に出場する関東1部のチームはVONDS市原のみとなったため、1部から2チームがJFLに昇格する可能性も0となり、翌年度の埼玉県リーグ降格が確定した。
2025年 - (埼玉県リーグ)
編集- 2025年
- 2020年以来の埼玉県リーグ1部在籍。
戦績
編集リーグ戦
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 |
2007 | 埼玉県1部 | 優勝 | 41 | 18 | 13 | 2 | 3 | 48 | 13 | 35 |
2008 | 4位 | 23 | 14 | 7 | 2 | 5 | 24 | 20 | 4 | |
2009 | 4位 | 19 | 14 | 5 | 4 | 5 | 23 | 24 | -1 | |
2010 | 7位 | 13[※ 1] | 16 | 9 | 1 | 6 | 46 | 33 | 13 | |
2011 | 埼玉県2部Aブロック | 2位 | 30[※ 2] | 13 | 12 | 0 | 1 | 42 | 16 | 26 |
2012 | 2位 | 38 | 18 | 11 | 5 | 2 | 45 | 20 | 25 | |
2013 | 優勝 | 48 | 18 | 15 | 3 | 0 | 60 | 12 | 48 | |
2014 | 埼玉県2部Bブロック | 優勝 | 44 | 18 | 14 | 2 | 2 | 77 | 22 | 55 |
2015 | 埼玉県1部 | 3位 | 33 | 18 | 10 | 3 | 5 | 44 | 34 | 10 |
2016 | 8位 | 17 | 18 | 5 | 2 | 11 | 27 | 44 | -17 | |
2017 | 埼玉県2部Aブロック | 3位 | 36 | 18 | 11 | 3 | 4 | 37 | 22 | 15 |
2018 | 優勝 | 49 | 18 | 16 | 1 | 1 | 65 | 13 | 52 | |
2019 | 埼玉県1部 | 2位 | 38 | 18 | 11 | 5 | 2 | 54 | 20 | 34 |
2020 | 2位 | 19 | 9[※ 3] | 6 | 1 | 2 | 32 | 10 | 22 | |
2021 | 関東2部 | 6位 | 26 | 18 | 8 | 2 | 8 | 25 | 24 | 1 |
2022 | 8位 | 17 | 18 | 5 | 2 | 11 | 17 | 22 | -5 | |
2023 | 4位 | 26 | 18 | 8 | 2 | 8 | 28 | 25 | 3 | |
2024 | 10位 | 14 | 18 | 2 | 8 | 8 | 19 | 31 | -12 | |
2025 | 埼玉県1部 |
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
編集- 出場1回(2022年現在)
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | 得点 | 対戦相手 |
101 | 2021年5月23日 | 1回戦 | TP福井サ | 1 - 2 | 福井ユナイテッドFC(福井) |
全国クラブチームサッカー選手権大会
編集- 出場1回(2022年現在)
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | 得点 | 対戦相手 |
25 | 2018年12月1日 | 1回戦 | 丸山多 | 2 - 1 | 久枝FC |
2018年12月2日 | 準々決勝 | あけぼの | 2 - 0 | FC柳町 | |
2018年12月3日 | 準決勝 | 丸山陸 | 3 - 1 | FC宇和島 | |
2018年12月4日 | 決勝 | 1 - 2 | パナソニック岡山サッカー部 |
タイトル
編集リーグ戦
編集- 埼玉県社会人サッカーリーグ1部:1回
- 2007
- 埼玉県社会人サッカーリーグ2部
- Aブロック:2回
- 2013, 2018
- Bブロック:1回
- 2014
- Aブロック:2回
カップ戦
編集- 全国クラブチームサッカー選手権大会 関東大会:1回
- 2018
- 埼玉県サッカー選手権大会:1回
- 2021
所属選手・スタッフ
編集- 2024年
スタッフ
編集役職 | 氏名 | 前職 | 備考 |
テクニカルダイレクター | 柱谷幸一 | アヴェントゥーラ川口 テクニカルアドバイザー | |
監督代行 | 長岡修 | アヴェントゥーラ川口 代表 | 代表兼任 |
ヘッドコーチ | 福田俊介 | ザスパクサツ群馬 | 選手兼任 |
コーチ | 江原淳史 | アヴェントゥーラ川口ジュニアユース 監督(兼任) | |
GKコーチ | 渡辺雄太 | 産業能率大学サッカー部 GKコーチ |
選手
編集Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 1 | 横井健太 | VONDS市原FC | |
21 | 田中頼樹 | 産業能率大学 | ||
DF | 2 | 荻野力 | 東海FC | |
3 | 大野慶彦 | ザスパ草津チャレンジャーズ | ||
4 | 小羽根公貴 | 日本体育大学 | ||
15 | 藤原コンスタンティーンナオキ | Spvgg.03ノイ=イーゼンブルク | ||
18 | 今関晃太 | 利根商業高校 | ||
20 | 藤松航矢 | FC延岡AGATA | ||
22 | 小林那津 | ザスパ草津チャレンジャーズ | ||
24 | 片倉誠也 | ツエーゲン金沢 | ||
25 | 大田隼輔 | 栃木シティFC | ||
28 | 福田俊介 | ザスパクサツ群馬 | ヘッドコーチ兼任 | |
29 | 土釜走太 | 高知大学 | ||
33 | 大久保龍成 | 上武大学 | ||
39 | 高瀬優孝 | ブラウブリッツ秋田 | ||
MF | 5 | 岩佐夏壱 | 共栄大学 | |
6 | 田中恭司 | EDO ALL UNITED | ||
7 | 岩井柊弥 | 愛媛FC | ||
8 | 毛利拓夢 | 東海大学付属高輪台高校 | ||
11 | 郡司滋比古 | アイデンティみらい | ||
13 | 清本拓己 | FC大阪 | ||
14 | 大亀海世 | 流通経済大学 | ||
19 | 鈴木楓太 | 駿河台大学 | ||
23 | 酒井亮弥 | 流通経済大学 | ||
27 | 池田海音 | 日本ウェルネススポーツ大学 | ||
99 | 須﨑光将 | 東京国際大学 | ||
FW | 4 | 小羽根公貴 | 日本体育大学 | |
9 | 山内大空 | 青山学院大学 | ||
10 | 小林秀征 | AC長野パルセイロ | 元U-16日本代表 | |
17 | 南雲怜 | 新潟医療福祉大学 |
歴代所属選手・スタッフ
編集選手
編集- 小曽戸允哉 2007-2008.6
- 小林悟 2009
- ブーゾ・アモス 2018
- 小林秀征 2018-
- 志村駿太 2019-2021
- 伊藤優汰 2020
- 中村祐也 2020-2021
- 守田創 2020-2021
- 大田隼輔 2020-
- 福田俊介 2020-
- 酒井大登 2021
- 西川駿一郎 2022-2022.7
- 片倉誠也 2022-
- 長谷川凌 2023
- 高瀬優孝 2023-
- 岩井柊弥 2024-
- 清本拓己 2024-
スタッフ
編集監督
編集コーチ
編集- 阿部敏之 2006-2007.3
ユニフォーム
編集
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クラブカラー
編集- 紺
ユニフォームスポンサー
編集掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | アズ企画設計 | アズ企画設計 | 2015年 - | |
---|---|---|---|---|
鎖骨 | 川金ホールディングス | Kawakin | 2022年 - | 両側に掲出 2018年 - 2021年は袖、2022年 - 2023年は鎖骨左側に掲出 2018年は「kawakin 川金ホールディングス」表記 2019年 - 2020年は「kawakin 川金ホールディングス」表記 |
背中上部 | 埼和興産 | 埼和 | 2017年 - | 2017年 - 2022年は「「語り継がれる信頼」 埼和」表記 |
背中下部 | グリーンセレモニー | グリーン セレモニー |
2021年 - | 2021年 - 2023年は「株式会社グリーンセレモニー」表記 |
袖 | ユタカ工業 | YUTAKA 株式会社 ユタカ工業 |
2024年 - | |
パンツ前面 | クレオン | Cleon | 2020年 - | 2020年 - 2022年は「クレオン Cleon」表記 |
パンツ背面 | KOFA | KOFA | 2023年 - |
ユニフォームサプライヤーの遍歴
編集- 2007年:アスレタ
- 2008年 - 2009年:アディダス
- 2010年:不明
- 2011年 - 2012年途中:マイター
- 2012年途中 - 2015年:ガビック
- 2016年 - 2017年:ワリックス
- 2018年:リード
- 2019年 - 現在:エグゼフ
歴代ユニフォームスポンサー表記
編集年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2007 | JAPAN FUTSAL COURT JAPAN FUTSAL COURT, INC. |
- | - | - | UNIVERSAL Co.,LTD. 内 鈑 装 金 |
ドライバー派遣の PROUD BUSINESS PROCESS RE-ENGINEERING |
- | ATHLETA | |
2008 | 四季を味わう たごさく The Best Flavor For Season (1st) TAGOSAKU The Best Flavor For Season (2nd) |
さいたま報知 | adidas | ||||||
2009 | 三和ロジスティクス | ||||||||
2010 | NET47 | 南や | PROUD BUSINESS PROCESS RE-ENGINEERING |
不明 | |||||
2011 | Ceremony セレモニー |
四季を味わう たごさく The Best Flavor For Season |
TAKAGI corporation |
太陽光発電とオール電化 エコアップ |
mitre | ||||
2012 | - / UPSET |
- / 石原塾 SPRINT SCHOOL |
- | - | mitre / GAViC | ||||
2013 | たごさく | 齋藤記念病院 | UPSET | - / サーマル化工 株式会社 |
GAViC | ||||
2014 | サーマル化工 | - | 四季を味わう たごさく The Best Flavor For Season |
- | |||||
2015 | アズ企画設計 | ALLWIN | サーマル化工 | ||||||
2016 | サーマル化工 | たごさく (1st) Tagosaku (2nd) |
WARRIX | ||||||
2017 | 「語り継がれる信頼」 埼和 |
ALLWIN | 放課後等デイサービス チームかるみあ | ||||||
2018 | 大泉工場 OIZUMI KOJO |
kawakin 川金ホールディングス |
Leead | ||||||
2019 | kawakin 川金ホールディングス |
DAIYU | XF | ||||||
2020 | クレオン Cleon | ||||||||
2021 | 株式会社 グリーン セレモニー |
kawakin | |||||||
2022 | kawakin | NKT | - | ||||||
2023 | 埼和 | TSURUMI PAPER |
Cleon | KOFA | |||||
2024 | kawakin | グリーンセレモニー | YUTAKA 株式会社 ユタカ工業 |
関連項目
編集脚注
編集- ^ “クラブ・NPO コンセプト”. 特定非営利活動法人フェアリースポーツクラブ. 2020年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月13日閲覧。
- ^ “運営法人”. 特定非営利活動法人フェアリースポーツクラブ. 2020年12月3日閲覧。
- ^ “第25回全国クラブチームサッカー選手権大会関東大会トーナメント表”. 茨城県サッカー協会 (2018年9月24日). 2020年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月3日閲覧。
- ^ “第25回全国クラブチームサッカー選手権大会”. 日本サッカー協会 (2018年12月4日). 2020年12月3日閲覧。
- ^ “第53回(2019年)関東社会人サッカー大会組合せ”. 関東サッカー協会 (2019年11月7日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ "柱谷幸一氏 クラブテクニカルアドバイザー就任のお知らせ" (Press release). 特定非営利活動法人フェアリースポーツクラブ. 11 March 2020. 2020年12月3日閲覧。
- ^ “南葛、アヴェントゥーラ川口が関東初昇格 関東大会”. TOYKO FOOTBALL (2020年11月28日). 2020年12月3日閲覧。
- ^ “トップのリーグからの制裁について”. アヴェントゥーラ川口 (2010年8月3日). 2020年12月13日閲覧。
- ^ “2011年度 シーズン戦績”. アヴェントゥーラ川口 (2012年3月30日). 2020年12月13日閲覧。
- ^ “埼玉県社会人サッカー連盟 2020 年度の事業について”. 埼玉県社会人サッカー連盟 (2020年6月7日). 2020年12月13日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- アヴェントゥーラ川口 (@aventura_kwgch) - X(旧Twitter)
- アヴェントゥーラ川口U-13 (アヴェントゥーラ川口-U-13-1725033184453692) - Facebook
- アヴェントゥーラ川口ジュニア (アヴェントゥーラ川口ジュニア-1629890890619590) - Facebook
- アヴェントゥーラ川口 (@aventura.official) - Instagram
- アヴェントゥーラ川口公式ch - YouTubeチャンネル
- Aventura 川口 Info