アンナ・アンゲリナ
東ローマ帝国皇帝アレクシオス3世アンゲロスと皇后エウフロシネ・ドゥーカイナ・カマテラの娘
アンナ・アンゲリナ(Anna Angelina, 1176年ごろ - 1200年)は、東ローマ帝国皇帝アレクシオス3世アンゲロスと皇后エウフロシネ・ドゥーカイナ・カマテラの娘。
アンナ・アンゲリナ Anna Angelina | |
---|---|
ニカイア皇后 | |
在位 | 1205年 - 1212年 |
出生 |
1176年ごろ |
死去 |
1212年 |
結婚 |
1190年以前 1200年 |
配偶者 | イサキオス・コムネノス |
ニカイア皇帝テオドロス1世ラスカリス | |
子女 |
テオドラ・アンゲリナ イレーネー マリア エウドキア ニコラス ヨハネス |
家名 | アンゲロス家 |
父親 | 東ローマ皇帝アレクシオス3世アンゲロス |
母親 | エウフロシネ・ドゥーカイナ・カマテラ |
生涯
編集最初はイサキオス・コムネノス(皇帝マヌエル1世コムネノスの甥の子)と結婚し、1女テオドラ・アンゲリナをもうけた。結婚後まもなく1195年に、父アレクシオスは皇帝となり、夫イサキオスはワラキア=ブルガリア反乱の鎮圧に派遣された。イサキオスは捕らえられ、ブルガリア人とワラキア派の間で身代金をぶらさげた捕虜となり、鎖につながれて死んだ。
2度目の夫はニカイア帝国皇帝テオドロス1世ラスカリスで、1200年初めに、アンナの妹エイレーネーとアレクシオス・パレオロゴスの結婚式と同時に行われた。
アンナとテオドロスには2男3女が生まれた。
- イレーネー・ラスカリナ - 最初の夫は将軍アンドロニコス・パレオロゴス。2度目の夫はニカエア皇帝ヨハネス3世ドゥーカス・ヴァタツェス
- マリア・ラスカリナ - ハンガリー王ベーラ4世妃
- エウドキア・ラスカリナ - オーストリア公フリードリヒ2世と結婚したが離婚、のちアンソー・ド・カイユーと結婚
- ニコラス
- ヨハネス