アンナン山脈
アンナン山脈(アンナンさんみゃく、英: Annamite Range)またはチュオンソン山脈(ベトナム語:Dãy núi Trường Sơn / 𡉏𡶀長山) は、インドシナ半島東部をラオスからベトナムにかけて走る山脈。全長約1,100km(700マイル)。ベトナムの海岸線とほぼ平行に位置する。
アンナン山脈 Dãy Trường Sơn ພູຫລວງ | |
---|---|
プ・マット国立公園、ベトナム | |
所在地 | インドシナ半島東部 |
位置 | 北緯18度35分30秒 東経103度48分0秒 / 北緯18.59167度 東経103.80000度座標: 北緯18度35分30秒 東経103度48分0秒 / 北緯18.59167度 東経103.80000度 |
最高峰 | フービア(2,598 m) |
延長 | 北西から東南 1,100 km |
幅 | 東北から南西 130 km |
プロジェクト 山 |
ラオスではフアパン県とシエンクワーン県は山脈の東側に位置するが、メコン川流域である他の県は、山脈の西側に位置している。
山脈とメコン川の間には、ボーラウェン高原などの高原地帯が存在する。
1990年代にサオラ(ベトナムレイヨウ)、オオポエジカ、ヒメポエジカ、トラフウサギなどの新種の大型哺乳動物が発見されている[1]。
名称
編集脚注
編集- ^ 武田晋也「森の国ラオス」/ 菊池陽子・鈴木玲子・阿部健一編著『ラオスを知るための60章』明石書店 2010年 32ページ