アンドロメダ座VIII
アンドロメダ座VIII(Andromeda VIII)は、2003年8月に発見された銀河である。アンドロメダ銀河の伴銀河であり、希薄なためこれまで発見を免れてきた。この銀河は、アンドロメダ銀河の前面の恒星の赤方偏移を測定することにより、アンドロメダ銀河と異なる速度を持つことを確認し、別の銀河の一部であるとして最終的に発見された。
アンドロメダ座VIII | |
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星座 | アンドロメダ座 |
見かけの等級 (mv) | 9.1 |
視直径 | 45x10′ |
分類 | dSph |
位置 元期:J2000.0 | |
赤経 (RA, α) | 00h 42m 06.0s |
赤緯 (Dec, δ) | +40° 37′ 00″ |
距離 | 270万光年 |
物理的性質 | |
半径 | 1700光年 |
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2006年末時点で、実際にアンドロメダ座VIIIが銀河であるかどうかは確定していない[1]。
関連項目
編集出典
編集- ^ Merrett, et al, H. R.; Merrifield, M. R.; Douglas, N. G.; Kuijken, K.; Romanowsky, A. J.; Napolitano, N. R.; Arnaboldi, M.; Capaccioli, M. et al. (June 2006), “A deep kinematic survey of planetary nebulae in the Andromeda galaxy using the Planetary Nebula Spectrograph”, Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 369 (1): 120–142, arXiv:astro-ph/0603125, Bibcode: 2006MNRAS.369..120M, doi:10.1111/j.1365-2966.2006.10268.x