アンドレ・ダイソン(Andre Dyson、1979年5月25日- )はユタ州ローガン出身のアメリカンフットボール選手。2001年から2007年までNFLの3チームでプレーした。現在はオレゴン州のウェーバー州立大学でCBコーチを務めている[2]。兄のケビン・ダイソン英語版もNFL選手で第34回スーパーボウルで後1ヤードに泣いた最後のプレーでボールを持った選手である[3]

アンドレ・ダイソン
Andre Dyson
基本情報
ポジション コーナーバック
生年月日 (1979-05-25) 1979年5月25日(45歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ユタ州ローガン
身長: 5' 10" =約177.8cm
体重: 183 lb =約83kg
経歴
大学 ユタ大学
NFLドラフト 2001年 / 2巡目全体60位
初出場年 2001年
初出場チーム テネシー・タイタンズ
所属歴
2001-2004 テネシー・タイタンズ
2005 シアトル・シーホークス
2006-2007 ニューヨーク・ジェッツ
NFL 通算成績
タックル 317回
サック 1回
インターセプト 22回
タッチダウン 4回[1]
ファンブルフォース 4回
ファンブルリカバー 1回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴

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ユタ州ローガンで生まれた彼は同州のクリントンで育った。高校ではアメリカンフットボールとサッカーを行い、それぞれで州のオールチームに選ばれている。また高校在学中に記録した40ヤード走での4秒41は学校記録となっている[2]

兄のケビン・ダイソンと同じユタ大学に進学した彼は1999年に6インターセプトをあげて、マウンテン・ウェスト・カンファレンス英語版のセカンドチームに選ばれた。

2001年のNFLドラフト2巡目にテネシー・タイタンズに指名されて入団した彼は1年目の2001年にチームトップの3インターセプトをあげた[2]。2002年のクリーブランド・ブラウンズ戦でインターセプトリターンTDをあげたが、同じ試合で兄のケビンもTDレシーブをあげ[4]、NFLの同一試合での初の兄弟タッチダウンとなった[5]

2005年シアトル・シーホークスに移り、12月5日のフィラデルフィア・イーグルス戦では72ヤードのインターセプトリターンTD、25ヤードのファンブルリカバーTDをあげて[6]NFC守備部門の週間MVPに選ばれた。同じ試合でインターセプトリターンTDとファンブルリカバーTDをあげたのは1970年以降彼で6人目であった[2]。チームはその年第40回スーパーボウルに出場を果たしたがピッツバーグ・スティーラーズに敗れた。2006年3月チームから解雇された[7]ニューヨーク・ジェッツと契約した彼は2シーズン目の2007年ダレル・リーヴィスにポジションを奪われ[8]2008年2月26日、ジェッツより解雇された[9]

脚注

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  1. ^ 他にファンブルリカバーTD1回
  2. ^ a b c d Weber State Bio”. weberstatesports.com. 2011年9月3日閲覧。
  3. ^ ラムズ、73yTDパスで決勝点。スーパーボウル初制覇”. TSPスポーツ (2000年1月30日). 2011年9月3日閲覧。
  4. ^ Cleveland Browns 31 at Tennessee Titans 28 Sunday, September 22, 2002”. pro-football-reference.com. 2011年9月3日閲覧。
  5. ^ Top 50 Players in 50 Years of Tennessee Titans/Houston Oilers Football”. bleacherreport.com (2010年3月25日). 2011年9月3日閲覧。
  6. ^ PRO FOOTBALL; Jets Corner Starts Over After Missing Star Turn”. ニューヨーク・タイムズ (2006年8月4日). 2011年9月3日閲覧。
  7. ^ Seahawks cut Dyson, Sharpe”. findarticles.com (2006年3月3日). 2011年9月3日閲覧。
  8. ^ 2007 New York Jets”. pro-football-reference.com. 2011年9月3日閲覧。
  9. ^ Jets cut veterans Dyson, McCareins and Clarke”. jetsinsider.com (2008年2月26日). 2011年9月3日閲覧。

外部リンク

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